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短歌

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記事一覧

短歌 021 「うちの犬はお手もしない」

夕まぐれ犬に引かれて上る坂なんで上った抱いて下る坂 連れて出るたんびたんびに拾ううん Eve…

ことぶき寿
10か月前
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短歌 020 「名も知らぬ草の葉」

川べりを駆ける無職の朝ぼらけ 腹が微かに奏づ雷鳴 岸に生す名前も知らぬ草の葉を 眺め比べ…

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短歌 018 「梔子」

曇天の舗道に落ちた梔子は 髪に挿されず土に還れず 咲いて散るものも言わずに梔子は 言葉の…

9

短歌 014 「Unintentional Tanka talk」

「ハウ・アー・ユー?」 「ハイ。ハウ・アー・ユー?」 「オール・ライ」 「ディス・イズ・マ…

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短歌 013 「YEEZY BOOST」

呑み屋にて四十五過ぎた同輩の YEEZY BOOST 皆でYEEZYる

5

短歌 011 「I don't speak Eng...」

アイ・ドント スピーク・イング リッシュ・ウェル ビコーズ・アイマ ダム・イディオット I…

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短歌 002 クリスマスの過ごし方

クリスマス 行って来ますと 親に告げ 人目はばかり 街を彷徨う みなさま。 突然ですが、クリスマスの予定はお決まりでしょうか? 私はとっくに決めております。 会社から帰ったら、めしを食って、風呂に入って、寝ます。 なんといってもコロナ渦ですからね。 それにしても、毎年のようにこの時期になると「ひとりぼっちのクリスマスをどうやって過ごせばいいのか?」といったような内容の記事を目にしますね。 その都度、私は不思議な思いに囚われます。 どうしてそんな簡単なことが分からないので