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光学式スイッチのキーボードが欲しくなったのでkeychron K8を買った話

・最近キーボードにお茶をこぼしてしまった。すぐに乾燥したので問題なかったが突然死する前に買い換えたかった
・そもそも買ってから11年くらい経っている
・もうちょっとよさげかつ長寿命なキーボードがほしい

というわけで新たなキーボードを探すことにした。

下にあるのは今まで使っていたキーボード。アキバで投げ売りしてたこれを買ってなかったら、自作PC用のパーツがそろっていてもキーボードとマウスがなくて詰んでいました。
11年間お疲れさまでした。

ちなみにワイヤレス系のキーボードやマウスを買うときは乾電池式のものを買わないほうがいいです。ゲーム中とかで電池切れたら死にます。何十回も発生しました。

ほしいキーボードの要件

・光学式スイッチを採用
・ワイヤレスの場合は乾電池式でない
・できればテンキーがついている
・できればJIS配列

・光学式スイッチを採用

今回のマスト要件。耐久力が通常メカニカルスイッチの倍らしいのと、チャタリングなどを気にしたくないこともありこれはマスト。

・ワイヤレスの場合は乾電池式でない

まぁ今日ではほぼリチウムイオン電池が搭載されているはず。
なお、今回テンキーなしのキーボードを選んでしまったので別途テンキーを探したものの、ほとんど乾電池式だったので絶望することに。

・できればテンキーがついている

数値を入力するときはテンキーのほうが早いこともありテンキーはついていた方がうれしい。バイト時代の名残。

・できればJIS配列

まぁJIS配列のほうが慣れているのでJIS配列のものがいいよねと。
US配列でもいいけれど仕事用のPCがJIS配列なので自宅PCと配列が異なっていたら混乱しそう。


要件に合致するキーボード

Razer Huntsman Elite JP

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要件にすべて合致するという激ヤバキーボード。
ゲーミングキーボードなので光る。光るのはそんなに好きではないが、消せば問題なし。
しかし、価格も2万4千円と激ヤバだったので躊躇してしまった。

「躊躇するのが価格なら買え!」

という言葉を聞いたことがあるものの、本気でプロゲーマーを目指すなら出せるが、業務と趣味用として出すには高すぎるなぁという感想に。


Keychron K8

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US配列でテンキーはついていないが、光学式スイッチでバッテリー内蔵となっていて最小構成なら1万円しないくらい。
なおかつWindows/MacOSのキーボード切り替えとUSB/Bluetoothの切り替えができるという優れもの。ペアリング情報は3つまで保存され切り替え可能というなんだこれデスティニーガンダムか?
US配列というところに引っかかったが、仕事用PCもこのキーボードでやればよくないか?ということに気づいたので趣味PCと仕事用PCで切り替えられるように頑張ることにした。

他のキーボードは?

調べたうえで幅広く使われているキーボードなどの選択肢についてまとめました。他製品を貶めるものではなく、自身の目的と合致しないかなとなっただけです。

・Amazonにあるよくわからないブランドの光学式スイッチのキーボード
→よくわからないので触れないことに
・Realforce
→フルキーボードだとHuntsman Eliteと価格差がどっこいどっこいなので悩んだものの選ばず
・HHKB
→求めてるのはコンパクトではなくどのキーボードをつかっても普遍的に使えることなので、fnキーで色々な操作をするのではなく標準的な配列で標準的な入力ができるようにしたかった。カーソルキーもファンクションキーもほしい。慣れたら最強のような気がするけど、慣れる気はしていない

Keychron K8を買う

最終的にKeychron K8にしました。Keychronのサイトにいって買うだけ。
英語の住所入力に苦労するようならこの記事を参考に。

なんか支払いでpaypalを選んだら住所とかも勝手に入力された気がするけどあんまり覚えていない。

いくらになったのか?

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ちょうどブラックフライデーセールで10%引きくらいの時に買った。BacklightはWhite/RGBがあるが、Whiteのほうが安い。購入時にはWhiteはなかったのでRGBを選択。その他Optical Switchなどを選んで最終的にこの値段に。送料で+2000円とかになるので、割引が無かったら1万超えてた。

どれくらいで届いたか

金曜に購入して翌週木曜の朝に届いた。在庫の問題がないなら5営業日くらいで届くかもしれない。

Keychron K8以外の選択肢

ちょうどC2というテンキーも含まれているフルキーボードが発表されていたが、ケーブルのみなのであきらめた。早くフルキーボードBluetooth対応モデルを出してほしい。

Keychron K8の使用感

買ってからだいたい1か月くらい経ったので使用感を書いてみる。

US配列にちょっと慣れてきた

最初はEnterキーが小さかったり記号の位置がJIS配列と違ったりで苦労したが、だいたい慣れてきた。ただまぁとっさに記号がわからなくなるのでまだ慣れる必要はありそう

Win <-> Mac(USB-C <-> Bluetooth)の切り替えに若干ラグがある

キーボード左側面に切り替えスイッチがあるので、スイッチをいじればすぐに切り替わるが、やはりペアリングにはラグがあるなぁとは思う。bluetooth -> USB-Cは3秒未満、USB-C -> bluetoothは5秒未満くらいな気がする。
あと、どっちに入力できる状態かわかりにくい。

ゲームのレスポンスは◎

Dead By Daylightのスキルチェックでグレイトが出やすくなったのでかなりアド。以前は微妙に遅延したりでずれることが多発していた。

テンキーがないので虚空をつかむことがある

まぁ仕方ないといえば仕方ない。でもQWERTYの上の数字キーで数値入力は慣れない。

Macのキーボードアサインが最適化されきっていない

Karabiner-Elementsの設定がまだ追いついていないのでつらい。

座高が高い

キーボード自体の高さとスイッチの高さがあるので結構高くなる。パームレストがあるほうが疲れないと思う。

Mac時にたまに本体のキーボードを触ってしまう

今までは机にMacBookを置いて使っていたが、視線を下に向けることでの疲労なども考慮した結果、キーボードを机に置きノートPCスタンドを購入してMacBookを乗せることにした。しかし普通にスタンドに置いたMacBookに触ってしまう。慣れって怖い。

Mac時のポインティングデバイスに悩む

なんだかんだでMacを操作するときのMagic Trackpadが強すぎる。Magic Trackpad2単体が欲しくなったものの、そこそこ高いので保留中。とりあえず転がっていたマウスを接続している。

音はそこそこ鳴る

クリッキーではなくリニアなものを買ったものの、そこそこ音がする。仕様なら仕方ない。一応静音リングなるものがあるらしいのでこれで静音化できるか??

総評

おおむね満足。ゲームのレスポンスが良くなり、使おうと思えばスマホや別PCでbluetooth接続できる。送料込み1万以下で買えたのでコスパもいいと思う。US配列にはまだ慣れないが、そのうち慣れるように頑張るしかない。

備忘録

いろいろぶち当たったときの備忘録等

デスクトップのWindows10に対してBluetooth接続をすると入力が遅延するor入力されない

おそらくUSB3.0の電波干渉

ただしBluetoothレシーバーはマザーボード直付けになっているのでどうにもならん模様。アダプタを別途付けるしかないか。
これのおかげでBluetoothのみで切り替えることができず、Windows側はケーブルでつなぐ感じになってしまった。
まぁケーブルを使用して遅延なく入力できるのはいいことと思うことにする。

F5、F6が効かない

スイッチをWindows側にしていてもF5、F6が効かない感じになってしまった。
原因としては、MacOSのバックライト調整のデフォルトがF5,F6になっており、そのままだとファンクションキーの設定を行ってもF5,F6はファンクションキーとして使えないらしい。fn + k + c を4秒以上長押しするとバックライト調整がfn+F5,F6になるのでF5,F6が通常通り使えるようになる

JIS配列とUS配列のキーボードを共存させる

上はPower Shellスクリプトで切り替える方法、下はUS配列をデフォルトとして、特定のキーボードのみレジストリを編集してJIS配列を指定する方法。

ログイン時にBluetoothキーボードが反応しない

ログイン時にパスワードが入力できないとはこれいかに。そもそもログイン時にペアリングできていないのでPC起動時からBluetoothサービスを起動する必要がある。

Win/Macを切り替えたときにキーボードのライトが意図していないものになる

fn+L +💡キーで好みのライトに固定する

https://keychronsupport.zendesk.com/hc/en-us/articles/360052639953--How-can-I-lock-the-light-effect-


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