『夢をかなえるゾウ』から考える成功の法則

水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』は、高校2年生の時(2017年12月)に私が初めて読んだ自己啓発書です。(少し小説寄りなのかな?)
知り合いに誕生日プレゼントとして頂いたのですが、自分の想像していた物より堅苦しくなく、とても読みやすかった事を覚えています。
過去にドラマ化もしていたはずです。

ダメダメなサラリーマンの前に突如現れた、関西弁で話すゾウの姿をした神様「ガネーシャ」。成功するためにはどうしたら良いか、という事を教えてくれます。
少々ネタバレになるかもしれませんが、
本書でガネーシャは、お釣りを募金する・その日頑張れた自分を褒める・人が欲しがっている物を先取りする・人の長所を盗むなどなど…(他にもえげつない量ある)、よくよく考えれば目新しい物はありません。

ガネーシャは終盤、こんな事を教えています。
「これまで言った自分の教えなど、過去の成功書にいくらでも書いてある。」
「長い歴史において、どうすれば人が成功するかは既に解明されている。」
「世の中には成功法則書が沢山ある。読んだ人に期待を与え続けているが、その中で成功した人は殆どいない。何故?」
「それは『何もしないから』である。」
「もし今日何かを実行に移すなら、仮に方法が間違っていてもそれは偉大な1歩である。」
「具体的に何をすべきか。それは『やらずに後悔している事』を今日始めるべきである。」

上記をふまえて、水野敬也さんが本当に言いたい事は『実行すること』の一点に尽きると思います。
変な話、自己啓発書を読んでいる人の中には、読んで終わりにする…と言うより「小難しい内容の本読んでる自分」に酔っている人もいるのではないかと思います。…超勿体なくないですか?

そうは言っても、「やりたいこと」って何だ?と考えてしまう人もいるでしょう。
本書には、「やらずに後悔している事をやろう」というヒントが落ちていました。
人は、ポジティブなことよりもネガティブなことの方が思い出しやすいものです。

冒頭に書いた通り、初めて読んだ自己啓発書がこれだったので、世の中にある多くの成功法則書を読んでも、そこに死ぬ程成功法則が書かれていても、あまりピンときませんでした。中には、度が過ぎていて「は?」と感じるものまで…笑
先日改めて『夢をかなえるゾウ』を読んでみて、人生の成功法則はたった一つ、「実行すること」であるという結論にちゃんと達しました。
私の中で「やらずに後悔している事」は、「人間関係の修復」です。
皆さんは「やらずに後悔している事」、ありますでしょうか?


「いつかやろう!」と思っていた事を今日やろう!
実行能力さえあれば!

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