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牛串、タタキ丼、牛丼の原価率70%超え

日本黒毛和牛の牛串を食べて下さったお客さんに「この店の前はよく通るけど初めて来た。試しに入ってみたけど美味しかったからまた来る」と満足して貰えた。

味と価格と量のどれがかけても満足してもらえない。

飲食店はとてもシビアだと思います。

原価率70%超えで満足。。。原価400円の牛串を570円で売ってます。どうしましょう。(泣)

台湾での日本黒毛和牛の一般人の評価価格はまだ下がり続けているように感じます。

僕は原価割れしていないのでまだ良いほうだと思いますが、高雄でフェイスブックLIVEで日本黒毛和牛肉の精肉販売をやっている会社は仕入れ値の半分の価格で売りさばいています。

フェイスブックLIVE販売している従業員も半ば投げやりな雰囲気を感じます。

台湾で日本黒毛和牛肉の価格を大きく下げた要因はチルドでの輸送。

解禁し始めの頃は主にチルド輸送だったそうで、チルド輸送だと台湾に商品が到着してから即冷却をしても保存期間が冷凍と違い極端に短くなります。

おまけに解禁直後は業者の買い手が殺到して大量に台湾へ日本黒毛和牛肉が入ってきたので、売れ残りは保存期間が迫ってくる。「じゃー安くてもいいから売ってしまおう」ということで日本黒毛和牛肉のバーゲンセール開始。

台湾は今のところ日本黒毛和牛1頭買いのみで部分買いが出来ません。

なので、希少部位だけ先に売れ、スネやネックやバラやモモ肉など売れ残りがさらに安い価格で売りさばかれる。。。

その悪循環の影響がまだ続いていて一般人の日本黒毛和牛肉に対しての希少価値が無くなってきている思います。

ですが、去年の10月頃から台湾の日本黒毛和牛肉の輸入を減らす調整活動(台湾輸出ライセンスを持っていると畜場を減らそうとしている)が始まり、その影響は早くて今年の年末、遅ければ来年にジワジワ影響が出てくるんじゃないかなと勝手に思っています。

なので、台湾の日本黒毛和牛肉の下げ相場は今年が底だと思うんですよね。

部分肉の輸入が出来るようになったら台湾サイドは最高なんですが、それはまだまだ先になりそうなので、そうなるのを待ってられないので僕はネックやスネ肉やバラ肉やモモ肉を自分の飲食店で上手く回せるようになりたいと思っています。

焼肉店やれば良かったかなー。でもまだ台湾で日本黒毛和牛メインの焼肉店で成功しているお店はまだ無い感じがするんですよね。

日本黒毛和牛メインの飲食店で成功させて、そこでも初の称号を頂きたいという事は言わずにコツコツ頑張りたいと思います。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

ではまた!

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