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目の届きにくい箇所の歯止め忘れ防止
【改善】
レール工法によるトンネル工事で使用するバッテリーロコ(機関車)から切り離した各車両に使用する逸走防止の「歯止め」を外し忘れたり見落としたりすることがあり、気付かないまま走行し脱線してしまうことがあった。
また、トンネル断面が狭いため、歯止め箇所を覗き込むのに苦労したり、照明の影になるので、確認しやすくする必要を感じた。
(状況)
![](https://assets.st-note.com/img/1693705709323-6TaADAvBJp.jpg)
そこで「歯止め有り!!」とラミネートした看板を作成し、カラーチェーンで2個の歯止めと繋ぎ、使用するルールとした。
![](https://assets.st-note.com/img/1693705734170-9qwG6QEsLV.jpg)
【効果】
狭い箇所でも覗き込む必要がなくなり、台車等の両脇を見るだけで歯止めの位置を確認することができるようになった。
![](https://assets.st-note.com/img/1693705762942-SWn9vpaSqY.jpg)
歯止め単体の場合、置き場所を決めていたものの見つけづらいことがあったが、看板と一緒になっているので目立ち、歯止めを探す手間が省けた。
【参考】
特殊な作業条件の中での問題点を認識し、リスクを放置せず具体的な「見える化」で明解に歯止め忘れ防止をした絶妙なアイデア。
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