【施工期間半減】受台撤去方法の撤去方法の改善
前年に続いて受注したトンネル補修工事の全体工程で、前回手間がかかかった天井板受台撤去工の施工延長が増えた(約10倍)ので時間がかかってネックになってしまう見込みだった。
そこで前回のベビーホイストで吊りながらの撤去作業を、
バックホウにフォークのアタッチメントを取付け機械化(フォークで受台を挟んでの作業に変更)することで日当たりの施工量をあげ、大幅に作業日数を短縮した。
【効果】
前回30mの撤去で8日かかった(ガラ処分2日を含む)ので今回の290mは単純計算で77日かかるのに対し、フォークの加工に時間を要したが、実作業は31日(ガラ処分は毎日実施)と大幅に削減でき、施工単価は、54%程度になった。
また、天井板受台撤去直下にあるラジオ線を、協議の上移設できたことで受台撤去も安全に取り外せた。
【参考】
工程上のネックを認識し、前回のやり方を一旦ゼロにして考えての非常に効果的な施工方法に改善した見事な改善事例。
成果は非常に大きい。
吊り作業がなくなったので安全性も高まった。
前例を一旦忘れて、「何のため」の作業かをしっかり理解して知恵を絞ることが、このようなアイデアを出す秘訣だ。
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