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切削作業の制約改善

【改善】
駅構内の通路段差解消による切削作業は、お客様が通る場所なので、
①封鎖が出来ない ②粉塵を発生させない ③通路を汚さない
という制約があった。
集塵機付きサンダーでの切削を考えたが少なからず粉塵が出るとのことで、湿式での切削を行うこととし(粉塵発生なし)、切削ノロを飛散させない様に中古品のプラスチック製トロ舟を切断し加工したカバーを作成して使用した。

このように加工しノロの飛散を防止

【成果】
飛散防止カバー内で切削を行ったことにより、切削ノロの飛散もなく作業が出来た。
また切削ノロの飛散がなかったことで作業後の清掃が容易に出来た。

【参考】
工事の仕事はすべて作業の条件が異なるため、その場その場に応じて適切な施工方法を考えなければならない。
今回は一般利用者が通常使用する中でのポイントをしっかり抽出し、すべてを解決する方法を安価に生み出した、理想的な改善事例。
「何が問題か」をしっかり把握することが、解決への入り口。

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