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受け取り方は人それぞれ

ぼくの書いてる文章は、
エッセイになっているのかというと、

最近は「ぼやき」に近い気がしてきて、

まぁ、それでもいいかと思ってる。

やりたいことさえ・伝えたいことだけブレていなければ。

「優しく声掛けをしましょう」とか
「相手に対して敬意を持って接しましょう」とか
「いつも笑顔を心がけましょう」とか、

こんなことは当たり前のことでさ、
介護業界に限ったことじゃないと思う。

けれど、この「あたりまえ」がとっても難しいよね。

今日はね、ちょっとした研修に参加してきたんだけど、
「接遇やおもてなし」についてのディスカッションとワークショップをしたのね。

細かい話は置いといてさ、
さっき言ったこと「優しく声掛けをしましょう」…
とかは、当たり前のことなのよ。もう一回いったけど。ただ、何度も議題に上がってくるこの当たり前。

ここで考えなくちゃいけないことってさ、前後の文脈じゃないかなって思うのよね。

以前の職場は、職員同士の仲が悪く人間関係の不和を理由に離職する職員が後を断ちませんでした。
そういった目に見えないイライラや鬱憤、澱んだ空気みたいなものが、利用者さんに対しての接具にも出るようになって、事故も起これば多くの問題を引き寄せていたように思います。結果、このデイサービスは閉鎖寸前まで追い込まれました。

それではいけないと。組織改革を行う他ないと、介護職員・介護施設で一番大切なことは何かってことを、残ったスタッフたちと話し合ったんです。

そしてある結論に至りました。

「やさしい言葉を使おう」

それは、とてもシンプルなスローガンでした。

優しい言葉とは何か、
まずそこから考えることにしました。

語尾が「!」びっくりマークで終わるような言葉は、果たして優しいかのか?はたまた「であーる」で終わる語尾。「でちゅぅ〜」「〜だすぅ」、どれが正しいのか、職員ひとり一人が真剣に話し合った結果、、

ことぶき介護 「やさしい言葉を使おうより」引用

勝手な文脈とストーリーをでっち上げてみたんだけど、
どう?「理由」や「目的」が見えてこない?

その場面だけ切り取って研修をしても「そうなんだなぁ〜」で終割ってしまうことが多いと思ってて、

ドラマみたいに感情移入できるエピソード付け加えたら、ちょっと気持ちが動かされない?「そうなんだ!」ってならない?騙されないってか。

しかしだよ、騙されたっていいじゃない。
でっち上げでいいじゃない。

文脈がイメージできて、ストーリーを勝手に補完してくれる人ばかりじゃないってこと。
抽象的な概念までイメージできる人ばかりではないってこと。具体的なことしか理解できない人もいる。いろんな人がいるってことね。

だから、映像を作っておくってのも、
ひとつの方法かもしれないなと、研修とは全く違うことを考えてたのよね。

介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。