武漢料理「熱乾麺」を作りました

麺完成

ここ最近、新型コロナウイルスの流行で
よく聞くようになった「武漢」という地名。

お恥ずかしながら武漢市という土地がどこにあるのか知らなかったのですが、中国の真ん中あたりのさらに湖北省の中部に位置し、
とても大きな都市だそうです。

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その中で気になったのが、
武漢には中国五大麺に数えられる
熱乾麺」(ねつかんめん)という麺料理があり
朝食などで食べるのだそう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E4%B9%BE%E9%BA%BA

中国五大麺とは、
刀削麺、伊府麺、担担麺、炸醤麺、

そして熱乾麺!

坦々麺やジャージャー麺は日本でも
おなじみですね!


この他に、刀削麺はよく見かける
ようになりましたが
熱乾麺は、というと…

なんと都内では銀座駅と尾久駅(北区)付近に
熱乾麺を出しているお店があるとのこと!



でも中々忙しくて出かける時間もないし…

ということで、インターネットの情報の
見よう見まねではありますが

熱乾麺」を
自宅で作ってみました!

本物を食べたことがないので
あくまでこんな感じかな?
という程度なんですが…

その模様を今回は書きたいと思います。

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予算:4人前で2000円くらい
(1人前500円前後)
かかった時間:30分

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まずは材料
材料


一番特徴的なのは「芝麻醤」という調味料です。
(ジーマージャン、と読みます)

画像2

これはいわゆる練りゴマに油が混ぜてあるもので
辛味は一切ありません。
坦々麺などにもよく使われるそうです。

なければ練りゴマで対応できるとのことですが
運良く近所で手に入ったので今回はこちらを使っていきます。

下準備として、トッピングのための
キュウリやパクチー、ザーサイを
刻んでおきます。

(今回ネギはあらかじめ
刻んであるものを購入しました)

個人的に辛いトッピングも欲しいなと思い、
次にお肉を炒めます。

炒めてるところ


今回は鳥のひき肉を
ごま油・芝麻醤・鶏がらスープ・胡椒・
購入した麻辣醤で炒めました。

というわけでトッピングはこんな感じ

トッピング


次に麺です。
今回麺はつけ麺用の
太めのものを購入しました。
この麺には卵が入っていますが

本来は卵は使わない小麦粉の麺が
主流だそうです。

麺茹で


元来、熱乾麺は一度茹でた麺を油をまぶして
一晩乾かし、食べる直前に熱湯をくぐらせるというもの。

とりあえず短めに3~4分ほど、
硬めに茹でた麺を湯ぎりし
ごま油で和えます。

ドライ麺

乾かす、というのをどう再現するか悩んだのですが苦肉の策でドライヤーを使いました(笑)

冷風でまんべんなく風を当てて
麺の表面に粘り気が出てきたので
再び30秒ほど熱湯に投入しました。


湯ぎりをし、
再びごま油・芝麻醤・胡椒・醤油で
味をつけます。

画像9

そして完成したのがこちら

04完成


なんだか冷やし中華みたいに
なってしまいました(汗)

いざ実食…

……結構おいしい!

芝麻醤の白ごまの味はとても濃厚なんですが、
ザーサイと辛い味付けのお肉があることによって
くどくならず、とても箸が進みます。

なんとなく麺もモチモチしている
感じがしました。

個人的にパクチーが好きなので
今回は入れてみましたが

ネギだけでも十分な薬味でした。


ザーサイや漬物は必ず入れるべき、
という意見は正論です(笑)!


そういえば昨年は難しい漢字
ビャンビャン麺が話題になりました。

画像11

東京にも複数お店ができましたが
熱乾麺を出すお店も今後増えて欲しいな…


今回は見よう見まねで再現してみましたが
いつか本物の熱乾麺を食べてみたいなと
思います。


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