第0回 作文への心構え

学校でなかなか教えてもらうことの少ない文章の書き方について学ぶための内容です。 マガジンにして何回かに分けて練習していきたいと思います。 (※現在のところ、10~20回を予定。 @2020 6/26時点)

初めに、作文を苦手とする人の文章の特徴について書きます。
① 何を書いていいのかわからない。 (文章の内容そのものが出てこない)
② 文章の構成方法がわからない。 (主張の展開、句読点の打ち方、段落)
③ 文章を書いても繋がらない。 (尻切れトンボの文章になる)
④ 本当に内容が正しいのか不安になる。(自信がない)
⑤ 日記、小説、小論文などの違いがわからない。
※ひとまず、私が思い付くのはこんな感じです。 またそのうち内容が増えるかもしれません‥。 (※ @2020 6/26)

細かいことの理解は次以降のノートで書くことにして、概略だけ見ていきましょう。 作文が苦手な理由を聞いたときに挙げられるランキング順にしています。

一番多い①の原因で主なものは、②以降のことを最初から考えようとすると言うものです。苦手な人は①と②以降との間に大きな壁があるのでここは分けて考えないといけません。

次に②で多いのが、一発できれいな文章に仕上げようと思っているパターンです。文章を書くのがうまい人を見ると、ほぼ書き直しなしできれいに仕上がっていくように見えるので、「とてもああは書けない‥」と尻込みする人が多いように思います。それも後で解決方法を提示しましょう。 ③もほぼ同じですね。

④については、これはもう普段から知識を入れておけという以外にはなかなか難しいのですが、それを仕入れられないから困ってる人が多いのが現実だと思います。これについては、基本の作文から順に進めていくことで論理力がついてきますから、それによって新しい知識も入りやすくなることでカバーしていきます。もちろん、国語以外の他教科にもいい影響があります。

最後に⑤については、最後の方で触れることにいたしましょう。

それでは、第1回のノートから作文の練習用課題を提示していきますので、ポイントに気をつけて書いていくことにしましょう。

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