2022.10.20 ダンスが踊れないASD
体の複数箇所を同時に動かすということに難があるというのが、協調運動障害。
ASD当事者に多く、体育の時間に苦痛を感じることがある。
そんなときの対処法は、全体の動きをコマ送りにし、コマごとに静止位置を確定させ、それを再現できるようになること。
小学生の縄跳びを例にとるなら、
・ジャンプそのものをリズム良く
・一定感覚で縄を回す
と運動項目を分解して、それぞれを完璧に行えるようにすることから取り組めばいい。 これは、ボール投球でも同じこと。
複雑な動きを伴うダンスが特に大変である。 苦手な理由は言語的に意味がない大量の情報を処理しなければならないから。 そこで、動きを各小節8拍子分解して、各ステップ位置で、全身の動きを覚えるのである。 一コマずつ動き、次に滑らかに動かし、拍数カウントを自分でさせ、最後に曲を流す。
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