一本の長く続く道の上に 僕はいつからか立っている
Not a lie.
一本の長く続く道の上に 僕はいつからか立っている
ところが その道の上に貼り付く影はなく その上 着く足もない
なのに 「僕」はいつからかそこに立っている
意識や無意識 あるいは 記憶とその中の思い出したくはない感情が
僕にいつも「生」を感じさせ どうにか「死」を遠ざけさせていた
いつから立っていようと やはり 「生」は感じていただろうし
「死」は一本の長く続く道の終わりで 僕を待っていることだろう
もしかすると 次に「生」を感じた時には 「死」の目