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落ち着くということ


延暦寺さんから、叡山香を送ってもらった。

わたしの感覚では、やや重く、甘さも少し。
漢方の感じが強く、寺院の香りがする、

新しいお線香が届くと、線香を焚いて、しばらく坐禅の道場ではほぼ習う数息観を試みる。
普段はそれで落ち着くのだが。

坐禅はお寺で実際に坐るのが一番だが、
いまはそうもいかない。

禅僧の藤田一照さんの本をよく読む。
ほぼ著作はもれなく読んでいるはずである。
いわゆる流行のマインドフルネスと仏教の関係など、とにかくその考察は果てしなく深い。

わたしなどが何度読んだって分からないことがたくさんある。

藤田さんの、現代坐禅講義など、わたしにとってはバイブルだが、何度読んでも新しい。

藤田さんの本を読みながら、また一から
坐ってみる。

そんなことをして、少しずつ身体が自然に動くように身体を躾けていく。
過去、そうしてこころを維持した。

動けない。動きたくない。
食べるのが困難。食べたくない。

このまま、この状態が続くのは
この上なく問題なので、
どうにかしないとと思う。

今月は厄介な交渉も抱え、
父の通院もあり、
わたしの通院もあり、
はっきり言って乗り切れるか。
全く未定である。

ありがたい言葉を頂きながら、
動くことができず、
とてつもなく申し訳ないと思う。

複数の病名がつく状態で、
混乱を極めている。

さて、横になっている場合ではない。
立つか。

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