2022年、元日の新聞広告まとめました|お正月企画
新年あけましておめでとうございます。パッと霧が晴れるような、一年になるといいですね。今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、うちはTwitterで「いい広告」を紹介してまして。今日はその連動企画「元日の新聞広告まとめました」です。とりあえずは朝日と日経の主だったものをアップしましょうか。読売と毎日も後ほど追加します。では、いってみよう。
西武・そごう
「なくてもいいと言われるものと、私の心は生きていく」不要不急と呼ばれて、ですね。百貨店も、苦しい2年間だったんじゃないかな。宣言中なんて、まともにお店開けられないですもんね。
コピーにもありますが、今年だってどうなるかわかりません。ただ「人が前に進むには、心にも栄養が必要だから」ほんと、わたしたちの暮らしは、不可欠なものだけでできてるわけじゃない。それを思い知った2年でした。このまま日常が戻りますように。特設サイトにムービーもあります。
アシックス
「わたしたちは、何度でも起き上がる」アシックスのシューズが姿を消したって。ああ、みんなナイキの厚底を履いたんですかね。
アスリートが人生懸けて勝負してるように、シューズメーカーも社運かけて開発してますから。池井戸潤さんの『陸王』思い出しちゃった。「負けっぱなしで終われるか」ってコピーがいいじゃないですか。そうだ、一度や二度負けたって、次で勝ちゃいいんです。
集英社
「人と、人の、あいだ」間(あいだ)と愛(あい)だ。かるくソーシャルディスタンスもかかってるのかな。たしかにそこを何でつなぐかが、コンテンツの役割なのかもしれません。「今年も、もっと笑い合えますように」ほんとですね、それが幸せってことだから。
小学館
「100周年。もっと自由に」すごっ、出版社の歴史って古いですね。でも、気持ちはまっさらでいく。もう、出版って枠も飛び越えるんだと。なんと月面探査まで!?「子どもから大人まで、すべての人の好奇心を刺激する」うん、それでこそコンテンツ。100周年記念サイトはこちらです。
講談社
東京卍リベンジャーズかな「このハコ開けないと、あとで後悔するぜ!?」ですって。QRコード読み込んだら、なんかいろいろ飛び出してきました(そりゃそうか)。興味ある方は、バーコードリーダーで読み込んでみてください。ああ、いま見てるのがスマホだとむずかしいですね・・・
積水ハウス
そうそう、元日の朝ってやっぱり特別なんですよね。いつもなら「おはよう」だけど「あけましておめでとう」なんて、挨拶がいつもと変わるだけで、なんか気恥ずかしいような、どこかかしこまるような。
「こんな場所は 世界にふたつとない こんなに不思議な 幸福な場所は ほかにない」このコピー好きなんだ。そういや、元日の新聞広告と年賀状、楽しみだったな。そんな実家に、もうすぐ帰るよ。実に2年ぶりの帰省です。
大和ハウス
「今を生きる」たしかに。人は過去にも、未来にも生きれませんから。今このときに集中して、今日という日を懸命に生きる。それだけが、明日を運んでくるのかもしれません。あなたが笑う、私も笑う。そうか、今日は元日。2022年、生まれたての一日なんだ。
SEIKO
「原点から、変えていく」あら、和光本館から名称が変わるんですか。銀座の象徴ともいえる、あの時計塔も90周年ですって。今年はどうか、この青空みたくパッと晴れわたる世の中がいいですね。モヤモヤしたのはもういいよ。スカッといきましょう、スカッと。
事業構想大学院大学
「わたしがお札の顔になるまでに、ニッポンは立ち直れますか?」えっ、だいぶ先だなと思ってたけど、もう再来年には新紙幣ですか。いや、どうでしょう。失われた20年、30年。2年でどうこうは難しいんじゃないかな。でも、着実に一歩一歩。渋沢栄一さんみたく、青天を衝きたいですね。
---(以下、随時追加していきます)
サッポロビール
婦人画報
岩波書店
松任谷正隆×松任谷由実×JUJU
大正製薬
JR貨物
トヨタ自動車
まとめ
というわけで「2022年、元日の新聞広告まとめました」でした。
どうでしょう。例年に比べると、やや大人しい印象かな。クライアントや広告クリエイターも、こんな時代に何をメッセージするか、むずかしいのかもしれません。ひと月先の状況や世の中の空気感、読めませんからね。
2022年もいい広告を届けて、いい記事書くぞ。今年も「ことばと広告」をよろしくお願いいたします。いい一年にしましょう。
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いつもありがとうございます!なんかおいしいもの食べます。