僕はいつか自分でその顔にしたい
僕はいつか自分でその顔にしたい
美味しいサラダってレタスとかクレソンとかベビーリーフとかなんでもいいけど俺でも知ってる見たことあるあの葉っぱが見たことない顔してそこにいるんよね。
まるで、空気の澄んでる場所で朝露をまとってるみたいな神聖な表情で、凛としてドレッシングまとってんの。あの顔したサラダほんま好き。
適度に冷たくかたばるでもこわばるでもないあの顔。
あなたの顔は本当はそんな顔なんだ。僕が触る時と違うからそう思います。
本当の顔の時のあなたは私はこんな顔してるんだなということも考えないくらい不思議に自然で、そう、自然がただそこにあって。それを口に運ぶのです。僕が触ってもまだどっかよそ行きの顔や少し楽しそうな顔してるんだよな。自我さえもない朝の風景。みたいなサラダを作りたい。
・生まれてからずっとサラダでした。
・あなたの口に入るまで。
・ここにいる。
・このキラキラつやつやしたものは朝露です。
・あなたの口に入るまで。
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お願いします!
詩人の久世孝臣と申します。
詩を描いたり朗読したり、音源を発表したりして活動しています。
今年、僕が全ての力を注いで「言葉と音」について考えて考えて磨いて磨いて磨き抜いた大傑作「KIND OF RED」というアルバムを発表しました。
詩の音楽作品です。
これ、本当に一人でも多くの人に聞いてほしいです。
だって、どこにもないです。こんな音源。どこにもないということは聞くときに「ちょっと考えないといけない」というきことで、それは疲れてるときとかにはちょっと億劫かもしれませんね。
ただ、いろんな仕掛けを用意して、ただ聞くだけでも耳心地の良い良質な作品に仕上がっています。
でもBGMとして家を彩るのにはちょっと向いていません。
曲自体がしっかり聞いていれば考えることを促して来たり、身体を手放して感じることを求めてきたりとなかなか「体験」を強要するからです。
詩を読むではなく聴くのでもなく詩そのものを体験することができるのがこの作品の特徴です。
「赤の世界ってなに?世界のコトワリってなに?ってのが知れる美術館の入場券」という感覚でCDを最初から最後まで通して聞いていただきたい。
わくわくする脳内旅行が始まります。
この世界に生きながらまた同じ状況で生まれ直す。銀河鉄道の夜のような、女神転生のような、身体を手放し同じ世界の同じ場所なのに、神隠しにあったような、初めて目が開いたような、様々な神話の世界を身体で理解したようなそんな感覚で。
渾身の傑作「KIND OF RED」
まだお手元に届いてない方は是非、購入検討ください。お願いします!!!
「結局どんな作品かわからんわい!」って方は全曲流しながらの解説も自分と作曲家でやってみたので、ちょっと見てみてください。
素敵すぎるジャケット表・裏のキービジュアルは日本、台湾・韓国を中心に活躍する作家の小澤香奈子さんの描きおろし。
デザインは僕のほとんどの作品をお願いしてる辻統太
感謝。
全曲解説
https://youtu.be/rGaUpey45bw
コンセプト
https://kuzetakaomi.weebly.com/blog/kind-of-red
購入はここ↓
https://kuzetakaomi.weebly.com/information.html
KIND OF REDアートワーク集
https://note.com/kotobanohitoqz/n/n4e9c1c8e1764
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お礼
ここまで読んで頂いた方どうもありがとうございます。
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お楽しみに!
前回の朗読会はこちら↓
或る言葉の記録2 Yoruno Fukurami
KIND OF RED 全曲解説