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「聴く本」2

需要

先日も『機嫌のデザイン』が『聴く本』の2社で好調だと書きましたが
昨日こんなニュースが飛び込んできました。
『オーディオブック』を作っているオトバンクのプレスリリースで月間ランキングが報告されましたが、驚く事に『機嫌のデザイン』が8位にランキングされていました。


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000360.000034798.html

今年の3月に本が発売された時のような状況がまた再現されているかのようです。
さらに言えばこの本は収録時間が3時間台と相当に短い。実際の本を見られた方なら文章量の少なさは知っているわけですが、聴くにしても読むのしても「疲れない」範疇の本です。


さらに「質問に回答する形式」ですから、聴く本ならまさに「講演会」にきているような感じかと思います。

もちろんそういうのが好みの人もいればそうでない人もいる事は承知の上ですが、「聴く本」の好調さを知って、図解で説明したり色分けで特徴を出したりという「視覚的効果」は「タイトルの字が大きい」以外にはデザイナーであるにも関わらず「駆使」しなかった事が幸いだったと思っています。(ブックデザイナーの山本新八さんの力量ですが)

自分で言うのはなんですがとにかく「言葉遣い」が丁寧で腰の低い(?)話し方(書き方)を心がけた事がますます良かったなあと思っています。
これから急成長が見込まれる『聴く本』の世界をいち早く経験できた事と『聴く本』を念頭に本作りをする必要性も高まっていくだろうと未来予想もしたりします。

2023年12月9日 秋田道夫

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