見出し画像

難聴の聞こえづらさがわかって、補聴器をつけている意味がわかった

皆さん、こんにちは!
岩尾です。

アニメで知ろう!難聴講座、
小学校2年生向け、今日も行ってきました!

今回は、難聴児のいるクラスで1時間目にやって、
次は、2年生の残りのクラスを体育館に集めてもらい同じものを共有!

この形は、すごくベストです!
この形を取り入れていただき、本当にありがとうございます!

今日の子どもたちも、すごく熱心に聞いてくれました!

難聴者の聞こえ方を疑似体験する難聴クイズには、みんな本当に身を乗り出して聞いて(笑)
わかんなかったから、「もう1回!!」の声が多数上がり、3回目をやったぐらいです(笑)

見事正解者(95点!)が1人でました(笑)

このクラスは、最初に、「難聴って知ってる?」と聞くと、
「知ってる!!」と多くの声が上がりました。
知らない子もいましたが。

これは、おそらく担任の先生の関りなんだろうなと思います。
ここは、難聴学級などがあっても、難聴学級の先生は何度も交流クラスの子に難聴のことを話すわけではないので、担任が、いかに話しているかではないかと思います。

もちろん、難聴の言葉を知ってることがいいわけではなくて、難聴というものが日常的に出ているからこそ「知ってる!」の声があがるわけですよね。

良い悪いは抜きにして、あまり難聴という言葉を出さない方がいいかなと遠慮すると、子どもたちは知る機会がなくなるので、興味も遠ざかっていきます。

難聴、難聴言うのももちろんどうかと思いますが、必要な場面で必要に応じて取り上げていくことが健全な知識と関係を生みます。

まだまだ、このあたりが適正にできている学校は少ないと思いますし、適正にできていたとしても、やっぱり知らないことは多いので、こういう講座をすることで、一歩踏み込んだ関係性をつくれるようになると思います!

さて、感想を一部紹介します。
言い回しや漢字は読みやすいようにこちらで加筆修正しています。

・難聴の聞こえづらさがわかって、○○さんが補聴器をつけている意味がわかりました。
・これから○○さんがわかるように、聞きとりにくかったら、習ったことを使おうと思います。例えば、りんごって言ってもわからなかったら、果物のりんごって言おうと思います。
・今日の話を聞いて、いろんなことが知れて、いいなと思いました。
・たまに、○○さんが聞こえない時があるので、ジェスチャーをしたらいいと思いました。
・○○さんに、今日習ったことをやってあげたいです。例えば、ジェスチャーをやってあげたいです。
・○○くんが聞きとりづらかったら、絵を描いて教えてあげたいです。
・僕は大きな声で○○さんに話したいです。
・私は○○さんが耳に補聴器をつけていることは幼稚園の時から知ってました。今日2年生で初めてちゃんと知れて、これからももっと知りたいです。

「聞こえづらさがわかって、補聴器をつけている意味がわかった」
これ、小学校2年生の感想ですよ!
いや~すごいですね!!
2年生でそこまで考えたんだなと、すごく嬉しかったです!

これだけ聞こえにくいからやっぱり必要なんだなとわかってくれたんですね。
この子は、きっと、今後の行動が変わってくると思うし、こういう子たちが増えていくと、本当に優しい社会になりますよね!

あと、幼稚園の時から知ってるけど、今日初めて難聴のことを詳しく聞けたという意見もありました。

いや~本当そうですよね・・・
幼いながらに、「聞こえないんだな」というのはわかっても、詳しくはわからない。
聞いていいのかもわからないし、そもそも、何を聞けばいいのかわからないはず。

でも!!
やっぱり、友達のことは気になってるんですよね!

幼稚園でも保育園でも、やっぱりこの講座は必要だ!と、改めて思いました!

もちろん、保育園向けなどは内容を変えます。
ぜひ、保育園、幼稚園の皆さんも、アニメで知ろう!難聴講座、ご依頼ください!

さあ、この講座では、話が読み取りやすくなる、プラス1コミュニケーションを少しやっています。
これが普通にできる人が増えていけば、誰もが話がしやすくなります。
もちろん、難聴の人もですね。

この小学校の、2年生からぜひ拡げてね!とお話ししてきました。
先生も、拡げていこうね!と言ってくれました。

こういう小学生をどんどん増やしていきたいですね!
そうすれば、絶対、難聴者も聞こえる人もお互いに過ごしやすい社会がつくれるはずです!

かけはしも、全力で頑張ります!

言葉のかけはしでは、聞こえの共生社会をつくるため、個人サポーターを募集しています。
活動に共感していただきましたら、ぜひサポーターとして一緒に応援していただけると嬉しいです!
1回1000円から応援できます。
https://cutt.ly/7J46MDq

言葉のかけはしの記事、活動に共感いただきましたら、ぜひ、サポートをお願いします! いただいたサポートは、難聴の啓発活動に使わせていただきます。 難聴の子どもたち、難聴者と企業双方の発展、そして聞こえの共生社会の実現のため、どうぞよろしくお願いします!