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難聴児の言う「大丈夫」は、実際、大丈夫ではない?

皆さん、こんにちは!
岩尾です。

難聴児の言う「大丈夫」は、実際、大丈夫ではない

本当に?

もちろん、全て大丈夫ではないというわけではありませんが、おそらくほとんどが大丈夫ではないはずです。

実際僕も見落としていました。
娘に、「先生の話、聞こえてる?」と、聞いていました。

「聞こえない時もあるけど、聞こえてるよ」

こう言われて、「まあ、そうよね」と、ごくごく普通のこととして処理していました。

でもですね、難聴児の「大丈夫、聞こえている」は、そもそもが聞こえてない状態なんです。

当たり前と言えば当たり前。
それを承知の上で、地域の小学校を選びました。

そして、難聴の子は見て動くので、わかってるように見えます。
聞こえなくて困っているようには傍からは見えないことが非常に多いです。

でもですね、周りの協力がないと、かなりの聞き漏らしが出ます
これは当たり前のことなんです。

ただ、これを「仕方ない」と思ってはいけないんです。
これを「仕方ない」としてきたから、難聴児は、勉強でわかってないことが出てきたり、友達とのやりとりで誤解されたり、先生からも誤解されたりといったことが起こってきてるんです。

特にトラブルは起きてないとしても、情報の漏れは発生しているはずで、友達との会話がわからないけどそのまま流してしまっている、勉強で聞こえていない部分が多々発生しているということは起きているはずです。

特に、友達との会話は、話が高度になってくる中学生、高校生時代は、非常に難しくなるはずで、そういうときに、周りの協力がないと、やはり話についていけず寂しい思いをすることも出てくるはずです。

でもですね、もっと、言葉を読み取りやすくする方法はあるんです!

「聞こえ」は、もちろんよくなりません。
でも、双方の協力と、ちょっとした工夫さえあれば、もっと学校で言葉を読み取りやすくできるんです!

これを、話がまだ比較的簡単な小学生ぐらいから、周りが一緒に使っていけるようになれば、随分とコミュニケーションが取りやすくなると思うのです。

友達同士の会話も楽しめるようになり、
勉強の聞き漏らしもかなり減り、
いろんな可能性が拡がっていくと思うのです。

この言葉を読み取りやすくする方法が、
プラス1コミュニケーションです。

プラス1コミュニケーションとは、
話す時、読み取りやすくなる小さな”寄り添い”を1つ加えて話すことです。

簡単にできたり、面白くできたりするプラス1を9つ集めています。

これを難聴児本人も、周りも少しずつ使っていき、定着していけば、非常に話がしやすくなるはずです。

そして、これは、聞こえる人にとってもわかりやすいものです。
なので、誰と話す時も使えるんです。

そんな、手間がかからず、とっかかりやすく、継続しやすい、
プラス1コミュニケーションについて、資料としてまとめましたので、ぜひ、ご覧いただければと思います!

こちらのサイトからメールアドレスを入力して請求すれば、PDFレポートを無料でお送りします。
https://nancho-plus1comunication.jimdofree.com/

ぜひ、お気軽にご請求ください(^^ゞ

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