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【年末特集】転身

2022年も残り2日。
今日はかけはしと繋がりの深い本屋さんについて綴りたいと思います。
 
その名は「books selva」。2022年12月1日に鹿児島市役所の目の前にオープンしたばかりの本屋さんです。

selva=密林、を表す店内は本、本、本! 本&木のやさしい香りがしてきそうな空間をプロデュースしたのが、店主・杣谷健太(そまたに けんた)さんです。
 
実は杣谷さん、元新聞記者。今年夏に約13年続けた記者生活にピリオドをうち、本屋さんへと転身されたのです。2019年秋にそらいろで初めて取材を受けてから約2年半、当方の活動に深い深い理解を寄せてくださり、何度も取材~記事化してくださいました。岩尾の長すぎる話も、私の早口トークも穏やかな表情で聞いてくださり、いつも丁寧な記事にしてくださったのです。そのたくさんの記事の中から、私が勝手に選んだ「胸に刺さったタイトル」の№1がこちら。
 
無理解と誤解の壁を越えよう 難聴の子の家族会が動画作成へ CFで制作費募集
 
「無理解と誤解の壁を越えよう」。
こんなワード、自分からは絶対に出てきません。難聴の啓発をする広報として、これまでもこれからも、大事にしたい言葉です。
 
ご掲載いただいた記事&映像は「掲載リスト」として日付、文字数、内容、タイトルなどを一覧にしていますが、その中でもキラリと光る一言。ちなみに、今回のクラウドファンディングの前段にも使わせていただいています。
 
杣谷さんから退社の旨を聞いた時は、悲しいというより、心細い気持ちになりました。これまで一番といっても過言ではないほど応援してくださった記者さんがいなくなってしまうから。でも「本屋開店を目指します」という次の夢を聞き、さっきの気持ちはどこへやら笑。心から応援したいという気持ちの方がずっと強くなりました。広報と記者さんとしてのお付き合いから、一段進んだように感じています。
 
近況やアワードの受賞を報告したり、プレスリリースを送ったり(すみません……)、今でも当方の良き理解者であり、素敵な関係性が続いています。
 
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オープン日が近づいた頃「聴覚障害や療育に関する本も扱いたいので、岩尾さんおススメのものがあればぜひ教えてください」との嬉しいご連絡をいただきました。杣谷さん自らセレクトされた本も合わせて、現在下記の書籍を取り扱っているそうです。
 
■「聴くことで世界が広がる! 難聴児の豊かな子育てガイドブック」
■「日本手話のしくみ」
■「のせて のせて」
 
「さよならさんかく」も入荷されたそうですが、即売れてしまったそう。さすが岩尾の一押し!?
 
鹿児島にお住まいの方、お近くにお出かけの際は、ぜひ「密林」こと「books selva」に足を踏み入れてはいかがでしょう。私も来年の早いうちに、密林探検に行く予定です♡
 
Instagramは、さすが元新聞記者! 写真が映えまくりです。
noteは、さすが元新聞記者! 筆力の高さが読み応えあります!
■Instagram:https://www.instagram.com/books_selva/
■note:https://note.com/books_selva/

Mr.有言実行の杣谷さんの転身劇や多くの方から勇気や学びを得た今年ももう少し。みなさんは年末の今、そして来年の今頃、誰の顔を思い浮かべているでしょうか?

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