【24時間テレビ】言語聴覚士がみた感想
今日は24時間テレビを見ていて、言語聴覚士として感じたことを書こうと思います。
夜ご飯を食べながら24時間テレビをぼーっと見ていました。
すると、橋本環奈と立川学園のみなさんと我無沙羅のみなさんで応援団パフォーマンスをするというコーナーがやっていました。
パフォーマンスのなかで大きな声を出すところがありました。
ことばでは伝わらず嫌な思いをしてきたことや、普段から手話で会話していることから
「なかなか大きな声を出せない。」と苦戦しておられました。
その時パフォーマンスに挑戦をしていたのは聴覚にに障害がある方だったようです。
橋本環奈は「もっと自分を好きになる」とすてきなことばでみなさんを励まし、心も行動も変えさせていました。
私は訓練も大切だけど、相手への気持ちも大切だと改めて気付かされました。
ことばや行動の評価や訓練ばかりでなく、相手の気持ちに寄り添おうとすること、今やっていることは未来のどんなことにつながるのかと伝えること、そういった事も大切にしていこうと思いました。
それと同時に、ことばや発音のことで自信が持てないと思った時に、
すぐに「言語聴覚士に相談しよう!」と
思ってもらえるような、みんなにとって身近な存在になりたいと思いました。
みんなが言語聴覚士ってどんなことをする人か知っていて、みんなの近くに言語聴覚士がいたらそういう風にできるのになぁって。
今のところ
小児の言語聴覚士は特に、言語聴覚士という人が存在するというのにも時間がかかるし、それを知っても相談できなかったり、できても回数が少なかったりまちの期間があったりと、、、
「どんだけ遠い存在なんだ!」という感じです。
みなさん目が見えにくかったら眼科やメガネ屋さんにいきますよね?
風邪を引いたら病院に行きますよね?
そんな風にことばやコミュニケーション、聞こえや食事に関する悩みがあったらすぐに言語聴覚士に相談する。
そんな風になるといいなと思っています。
少しでもそれを叶えられるようにことばの個別教室アルトゥリトモとして活動していきたいです。
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