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【サポーター×理事対談 #1】 高本寛将さん

皆さんこんにちは!一般社団法人ことばです!

今回は、私たちの活動を継続的に支援してくださっているマンスリーサポーター(通称:僕サポ)の方との対談の様子をお届けします。

第一弾は、大学生時代に僕らの夏休みProjectのメンバーとして活動し、卒業後には僕サポとしてことばの活動に想いを寄せてくださっている高本寛将(たかもとひろゆき)さんにお話を伺いました!

ひろゆきさん

実は、高本さんとことばの代表理事を務めている谷田川は、同時期に僕夏で活動していた同志でもあります。そんな2人の対談記事、ぜひ最後までご覧ください🌷

また、一般社団法人ことばでは、年間を通してマンスリーサポーターの募集を行っています。

もっとことばを知りたい!その想い応援したい!という方はこちらからご覧いただき、僕サポとして私たちの仲間になっていただけると嬉しいです!
↓↓↓

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 〜高本さん 略歴〜
2013年度 1年次に僕らの夏休みProjectに入会。筑波大学支部にて活動開始。
2015年度 筑波大学支部の支部長を務める。
2017年3月 卒業と同時に引退
卒業後〜現在 レシピサイト運営を行う企業で経験を積んだ後、大手IT企業へ転職

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 谷田川
まずは改めて、「僕らの夏休みProject(以下:僕夏)」との出会いを教えてもらえる?

 高本
はい。僕が通っていたのは筑波大学でした。僕はつくば市出身で、小学生の時から将来行きたい大学候補だったんです。それこそ中学生の時から学園祭に行っていたくらいの第一志望で、そこから気持ちは変わらず、筑波大学に入学しました。

入学後は社会学を専攻していました。社会学の中でも家族社会学という分野にのめり込んでいって、卒業論文も同じテーマでした。他にも「性別による役割の決めつけから生まれる生きづらさ」なんかにも興味を持って取り組んでいましたね。

僕夏との出会いはというと、大学生活はそれなりに楽しんでいたけど熱中している感じがしないなあ…と思っていた時に、先輩が入っていることを知って興味を持ったのがきっかけのひとつかもしれません。

思い返すと、2011年に東日本大震災が起きた時はライフラインも止まって、自分の地元でもコンビニに行列ができたり、道に瓦礫が転がっていたり、夜はろうそくで過ごさなきゃいけなかったり。
実は、最初何が起きているのかも理解しておらず、そんな非日常に少しワクワクしてしまっていた部分もあったんです。でも、数日後に電気が点いて、テレビに東北の様子が映し出されたときに、初めて今現実で起きていることの重さを知って。

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震災被害の大きな地域で自分で考えて行動する人たちを見て、
「自分も何かしないといけない」という気持ちになったんです。
でも、当時高校生だった自分には、実際に行動する勇気がなかったんですね。悔しさやもどかしさがあったのを覚えています。

大学に入った直後は忘れてしまっていたものの、そんな悔しい気持ちが心のどこかにあったから、東日本大震災がきっかけで始まった活動である「僕夏」を一瞬見ただけで、ピンときたのだと思います。

どんな活動をするのか聞きにいくと、「子どもたちを笑顔にしたい。」というシンプルな想いを熱く語る先輩がいて。その言葉に共感してすぐに参加を決意しました。その後、大学を卒業する5年生の年まで、僕夏に在籍していました。

 谷田川
大学5年生までいたの?それは知らなかった…なんで?

 高本
実は僕、就活を2回経験しているんです。1回目の時もいくつかの企業から内定をいただいていたんですが、
「会社に入って自分が何がしたいのか?
「自分はこれから先、どうなっていたいのか?
と考えると分からなくなったんです。だから、内定を辞退して、もう1年やってみたかった色々なことをしながら就活することに決めました。

母に素直な気持ちを伝えたら、「自分がそうしたいならいいんじゃない?学費は払わないから残りの1年分は自分で払ってね。」と言われましたね(笑)
そこから長期インターンなどをしながら自分の気持ちと向き合ったのですが、そこで改めて「自分は何に熱中してきたか」と考えてみたときに、、頭に浮かんだのはやはり僕夏でした。

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僕夏にこんなにも熱中することになったきっかけを思い出すと、それは親御さんの思いを聞いた時でした。

「震災や様々なことによって、子どもたちが純粋に楽しめる夏休みの思い出を作ってあげられなくなってしまった。でも、僕夏が来てくれたことで思い出を作ってあげられる。家族である私たちも僕夏には胸を張って子どもを送り出してあげられる。それが凄く嬉しい。」

僕がこの活動を頑張れた理由はこれだったんだなと分かったら、今まで熱中してきた僕夏とか、のめり込んでいた家族社会学とか、母に恩返ししたい気持ちとか、そういうものが全部「家族」というひとつの軸で繋がって。

「家族が家族を大切に思える瞬間を増やしたい」とはっきりと思うことができ、その軸に従って就職先を探し、会社を決めることができました。

その後社会人になってからは、自分のキャリアのことを考えたり、20代の今だからこそすべきことを考えるようになったりして、転職も経験しました。
自分のことで精一杯になってしまったこともあり、ちょうどそのあたりから、しばらく僕夏やことばとの関わりはほとんどないままでした。

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 谷田川
「僕夏」や「ことば」との関わりがなくなっている中でどうして「マンスリーサポーター」になろうと思ってくれたの?

 高本
本当は「心のどこかで関わりたいな〜」と思っていたんです。ずっと。そんな時に理事の佐和から「ひろゆき兄さん、マンスリーサポーターとしてまたことばの仲間になってくれませんか」という連絡が来て。
「マンスリーサポーター」という関わり方が自分のやりたいことかどうか正直そのときは分からなかったけど、仲間になってほしいという言葉、嬉しかったんですよね。だから、登録しました。

 谷田川
そうだったのか… 様々な金額がある中で5,000円/月のサポーターになってくれたのはどうしてなの?

 高本
「自分の使うお金の中で1番意味のあるお金になりそう」って思ったのが素直な気持ちですかね。自分が自由に使える5,000円が仮に減ったとしても、ことばのマンスリーサポーターになった方が楽しいだろうし、意味のあるお金になりそう!という感覚はあったんです。

これまでもOBOG同士で親交を深める機会はあったけど、実はあんまりそこには興味はなくて(笑) 直接的な交流よりも、「一定の金額を出し続けることでことばの仲間になれる」というのが今の自分に一番合っている、関わりたい形だったのだと思います。

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 谷田川
サポーターになった時の想いから半年ほど経って何か変化はあった?

 高本
う〜ん、正直なところ「何もできてないな。」という感覚です。
月5,000円も出しているけど、それで終わりではないはず。

マンスリーサポーターへの登録は「ことばとの関わりを持てるパスポートをもらった」のと同義だと思っていて。自分ももっと関わりたいなと思っていたけど、今年はお金を出しているだけでむしろ何もしていない、できていないという感覚の方が大きいです。
ただ、リアルな話になるけど、もっと関わりたいとはいえ「何がしたいか」と具体的に問われるとまだイメージしづらいのも事実。だから『僕夏やことばの困りごとを解決する』形で、自分のこれまでの社会人経験を活かせる機会があるならそれはすごく嬉しいですね。

僕のマンスリーサポートがことばのビジョン達成や成長の力になれているかは正直わからない、というのが本音だけど、支援者が1人いるだけでも「価値」なのかなとも感じています。非営利組織の特徴だと思うけど、事業で収益を得るだけでなくサポーターの増加も同時にやっていく必要があると思う。そんな大きな流れの中でサポーターの1人になれていることは、意味のあることだと思っています。

 谷田川
いやいや、本当に力になってくれているよ。ありがとう。

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 谷田川
個人としては、今後どんな人生にデザインしていく予定?

 高本
身の周りが便利になったり、社会全体が幸せになったりした方が良い、だから世の中にそんなサービスを普及させていきたい。という想いはずっとあります。

ただ、これまでは個人でWEBサービスを年に1個出せたらいいよね、くらいに思っていたけど、そのスピードでは遅いなと思って。自分が生きている間に「景色が変わる瞬間の当事者」になりたいんです
今のままではそうはなれないと思うので、もっとスピード感を持って社会、経済、思想的にも強いインパクトを与えられる人になりたいと思っています。

僕夏のマンスリーサポーターになっている理由も「自分が良いと思ったことは社会に広めていきたい!」という想いがあるからだし、そのために僕ができることはこれだ!と見つけた感じ。今までは年に1個新しいものを出せたらいい方だったけど、もっとその数を増やしていきたいです。

 谷田川
ひろゆき兄さんが今後どんな活躍をしていくのか、本当に楽しみだね。ことばにはどんな期待をしてくれているの?

 高本
子どもに限らず「きっかけ」を作ったり、だれかに対して「感動を生むサイクル」がこれまでの活動地域で出来ていたと思うので、それを日本、世界中まで広げていって欲しいです!

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誰かのためにガムシャラになることで、より多く、広い範囲の人に影響を及ぼせる団体になって欲しいと思います。
そして、これからの社会をつくっていく大学生が多く関わっているので、子どもたちだけでなく彼らに対しても、様々な機会を提供できる団体であって欲しいですね。

 谷田川
本当にそうだと思う。大学生にも気づきや学びを持ってもらい、彼らが「自分の人生をデザインする」ということばのビジョンを体現する人になってくれたら、子どもたちにも良い影響がもたらせるね。

 高本
そうですね。ことばには想いが強い人が多いと思うから、想いだけでは達成できない部分を、僕らマンスリーサポーターがサポートしていければ嬉しいです!

 谷田川
よっしゃ〜!これから一緒にやりたいことがたくさんあるのでLINEする回数が増えると思うけど、今後ともよろしくお願いします!笑

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最後までご覧いただきありがとうございました🌱

マンスリーサポーターという関わりの捉え方、様々な視点からことばに期待するもの。

対談の様子を覗きながら、私自身もハッとさせられることばかりでした。

ことばのマンスリーサポーターへの登録を通じて、高本さんとも、私たちの活動とも、繋がり「仲間」になることができます💡

今回の対談で心が動かされた方、ぜひ一緒にことばの輪を広げてください💫


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