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風と砂の地物語

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大昔に書いた小説です。 荒れ地サークの案内人であるリュートは、請われて少年修道者ケイルと供のセイラの旅に同行することになった。魔物に狙われるケイルを守りながら旅をする「ただひとつ…
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2019年1月の記事一覧

一・旅立ちと月下の出会い

 紅い。  まだ明けぬ闇の中、大地より出で木々を舐めた紅い熱の塊は、どろどろと断崖を走り…

Mel
5年前
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二・これも、月下の出会い

 ゴレルに入ってしばらくは、サークほどではないもののやはり緑の乏しい、乾いた大地が続いて…

Mel
5年前
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三・美女と優男

 久しぶりのみどりだな。  そんなことを考えながら、リュートは先に行かせたケイルとセイラ…

Mel
5年前
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四・小枝と王子様

 正午をすこし回った位の日の光の下。例によってケイルたち一行は魔物の群れに囲まれていた。…

Mel
5年前
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