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読んだり読まなかったり。

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波がこないと読まないけれど、波がやってくると1日5冊とか読みます。 読書備忘録。
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#読書記録

臨床心理教本。

描写よりも心理学の教科書的な説明文がやや多め。 ものがたりも、臨床心理の手法を軸に進んで…

楢﨑古都
4か月前
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詩が役に立つ場面がこの世界にはある

なんて読みやすい散文なのだろうというのが第一印象。 福間健二さんが約一〇年のあいだに書い…

楢﨑古都
4か月前
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これが戦争をめぐる唯一の記憶であってくれればいいのに、と思います。

爆撃でガラスが砕けるのを防ぐために窓にテープを貼ると、星みたいになります。わたしも、家の…

楢﨑古都
5か月前
8

ざまあみろ!ざまあみろ!ざまあみろ!(嫌われる勇気)

なんか、フランス国旗みたいになってしまった。 共感性羞恥って言葉が嫌い。 だけど、読み始…

楢﨑古都
7か月前
3

「大丈夫、GSSコワクナイヨ」異世界転生社畜ノベル。

これは、 使い古された「なろう系」ライトノベルではなく、 かなしいかな若くしてこの世を去っ…

楢﨑古都
8か月前
3

娘ちゃんは、きらきらの金色のたまごで生まれてきたの

 Twitterでは有名な方なので、子育て中のママなんかはご存知の方が多そう。軽妙な文章で、絶…

楢﨑古都
8か月前
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おとなりに失礼します。

 春から半年近く、毎週末4~5枚の原稿を書くことが自分との約束ごとになっていたので、ひさしぶりの何にもしなくていい休日。文化の日なので、中高も大学も母校はこぞって文化祭。あの頃は怖いもの知らずだった。空気を読まないのではなく、ほんとうに読めないタイプの生徒・学生だった。詳細は割愛。  ひさしぶりの読書なので、あまり頭を使わなくてよさそうなものを1冊。「暮しの手帖(暮しの手帖社)」や「くらしのきほん(クックパッド(株)」編集長を歴任してきた松浦弥太郎さんの見開きエッセイ集。電