選挙カー、暴走族…騒音問題解決のために名前変更を提案してみる
衆院選が公示され、選挙の代名詞でもある選挙カーが発動。候補者の名前連呼が始まりました。
名前を覚えてもらうためには、候補者にとっては大切なことなのでしょうが、連日ヒステリックに名前を叫ばれ、通り過ぎていく街宣車 選挙カーは騒音公害製造器にしか感じられない、捻くれ者もいます。
騒音といえば、日本では近年小難しい問題となり、アチラコチラでトラブルが起きていることを目にします。例えば、
街宣車
暴走族
車、電車などの交通騒音
航空機騒音
工事現場
学校関連
公園などでの子ども達や保護者/関係者
ペット
生活騒音
飲食店
深夜のコンビニ騒音
除夜の鐘
お祭りや花火大会
路上での路上ライブやパフォーマンス
セミなどの自然界の音
各人の許容範囲の問題とはいえ、うるさいと感じる人にとっては、どうしようもなくうるさいのでしょうから、お互い歩みよるしかありません。
でも、「セミがうるさい」とかは、もうどうかしています。お隣の家が、セミの繁殖(そんなのあるのか?)でもしていれば別ですが、自然界の音がうるさくなったら、お引越しいただくか、完全二重サッシなどのリフォームを施し、自己防衛していただくしかありません。
一方で、街宣車などは、一発で禁止できそうですが、「表現の自由」という大きな盾がありますので、こちらの規制は難しい。
選挙カーになると、「公職選挙法」で認められているのですから、禁止などとんでもない。ただし、一応規制があります。
・投票日前日まで、8時〜20時まで
・走行中は「連呼行為」、同じ事を繰り返し言うことだけが認められている
・車を止めていれば演説ができる
候補者の名前ばかり連呼するのは、バカだからではなく、規制があるからなのです。仕方がありません…
しかも、この選挙カーには、バカにできない効果があるというのだから、候補者側はますます止めるわけにはいきません。
大阪大学大学院の三浦麻子教授の調査(2015年 兵庫県赤穂市長選挙で一人の候補に密着)によると、
選挙カーが自宅近くを通ると、その候補者に投票する人が多くなる。
冗談みたいですが、これは、特に田舎あるあるです。
私が田舎暮らしをしていた時には、「⚪︎⚪︎(候補者)が来た」「⚪︎⚪︎(候補者)は来ないからダメだ」など、地域の先輩方がマジメに話をしていたのです。選挙カーが来たところでなんだよ、、と思うのですが、先輩方にとっては、来る候補者は自分たちを大切に思っていることになり、来ない・回数が少ない・来るのが遅い候補者には、自分たちの存在が否定されたかのように感じているようです。選挙カー、恐るべし。
といっても、技術は進化しているし、時代は変わりつつあるので、ホントなんとかしてほしい。
なお、選挙カーや暴走族に関しては、なにかに付随するものではなく、本人達の意思で騒音を出しているわけです。口にするのも憚られるような、限りなくダサい、時代遅れ感たっぷりの名称に変更すれば、自粛の動きが出そうな気がしてなりません。
例えば、暴走族や爆音族。「暴」とか「爆」とか、彼らが喜びそうな言葉を
使わない。
深夜騒音迷惑集団
公道妨害自己顕示欲依存症
不適切運転行為者グループ
社会不適合バイク集会
道路交通法違反常習者軍団
音害自己中毒団
マフラー改造失敗組
青春期延長症候群
深夜騒音迷惑オタク集団
無意味エンジンふかし症候群
過疎地(田舎)コンプ代償行動団
社会不適合ストレス発散隊
爆音マナー欠如クラブ
ノってきたので、選挙カーも考えてみる。
走る名刺連呼装置
移動式拡声選挙チラシ
耳鳴りストレス誘発洗脳装車
こちらは、あまりノラなかった…
カタカナ4文字や、アルファベット3文字などにしてしまうと、逆に調子に乗ってしまうので、漢字長めがいいのかと思っています。
調子に乗っているのは自分ではないかと思えてきました。
より魅力的なネーミング案がある方は、ぜひお知らせください。
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