30.03 積分の初歩(定積分とその計算)
3回目は「定積分」です。新しい記号はありません。1回目に話した、面積を求めるには原始関数が分れば十分であることも話します。
難しいかもしれないので、難しいと思ったら理屈を飛ばして、計算方法に進んでください。そのまま先に進み、積分が使えるようになってからここに戻ってきて理解してください。
注意:本来、関数をいうときには定義域も一緒に表記しますが、この積分の初歩で扱う関数はn次関数なので、特に断らない限り定義域は実数全体を想定しています。
定積分
下図のように関数$${f(x)}$$のグラフが$${x}$$軸より上側にあるとき、
$${f(x)}$$のグラフ, $${x}$$軸 および2直線$${x=a, \: x=b}$$で囲まれた図形の面積を次のように表記します。
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