Love Letter
忘れられなくて
手紙を書いたら
それはまた別の
憂鬱の始まり
色が変わるこの道を
何度貴方と見てきたのでしょう
次の季節もまた
隣で歩けると思っていたのに
春が来る度に 貴方が香って
夏の熱受けて 幾つ間違えた
秋が来る頃は 肩ぶつけ合って
冬の眩しさに 寂しさ覚えた
時に涙して
時に笑い合い
貴方色していた 私の恋です
貴方が歌った 私への愛が
今はもう他の誰かに向かって
あの日よりずっと 綺麗に鳴いてる
貴方の幸せを願いたいのに
耳を塞いで背中を向けた
次の季節はもう
隣には吹き抜ける風
貴方への愛を綴った手紙を
何度も何度も破り捨てたのは
涙で滲んだ文字も悲しみも
嘘の塊も 閉じ込めた心も 何もかも全部
終わりにしたくて
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