未来科学館で体感!“WHILL”を使った未来の移動

未来科学館へ行ってみた!
こんにちは、こてつです!SNSでも少しだけお伝えしていましたが、この春から東京へと引っ越して参りました!自然たっぷりの東北から、いきなり大都会へと移ってきたので、期待と戸惑いが混ざったまま、気が付けば3週間ほどたっていました。

せっかくなので東京らしい場所、東京にしか無いものを見てみたい!ということで先日、お台場にある日本科学未来館へと行ってみました。

実はこちらの施設には、先日のジャパンモビリティショーに関する記事でも紹介した「WHILL(ウィル)」という乗り物が無料で貸し出されているとのこと。未来の科学が詰まった施設で、ちょっとだけ未来のモビリティを先取り体験してきた様子を、ご紹介したいと思います。

WHILLとは?

まずは簡単に、ウィルとはいったい何なのか振り返りたいと思います。ウィルは「すべての人の移動を楽しくスマートにする」というミッションを掲げ、近距離移動のプラットフォームを作っている企業です。近距離の移動に焦点を置いて、快適かつ便利な交通手段の提案を行っています。

革新的な電動モビリティデバイスとして、様々なモデルを開発・製造をしています。観光地での移動や空港でのちょっとした移動など、高齢者や足の不自由な方に限らずとも、「歩くのがしんどい、大変…」といったシチュエーションはあると思います。

そういった場面でウィルのような近距離モビリティを使って移動するライフスタイルが定着する未来が、すぐ近くに迫っているかもしれません。様々な可能性を秘めている近未来の移動
手段として、大きな期待と注目が寄せられています!

WHILL Model C2を借りてみた!

チケットを購入して3階へと上がると、受付の横には貸し出しの手動車いすやウィルがズラリと並んでおりました。施設全体を通してスロープやエレベーターが非常に充実しており、バリアフリーの実現に配慮した設計・運営が行われていると感じました。

ウィルを利用したい旨を説明すると、受付の方がスムーズに対応して下さり、ものの数分で貸し出していただけました。簡単な書面を書くだけで誰でも借りられますので、伺った際にはぜひ使っていただきたいです!

今回借りたのは、こちらのModel C2という機種。複数あるウィルの中でも、特に乗り心地の良さや走破性、小回りが利く点が特徴のモデルになっています。シンプルながらも洗練されたデザインに感じられ、白字に未来館のステッカーが貼ってあってクールでした!

座面はクッション性がとても高く、長時間座っていても全く問題ないと思います。近距離移動が前提とはいえ、今回のように博物館を周遊するような用途でも十分に活用できます。バッテリーも数時間は余裕で持つとの話だったので、観光などで使う際にも充電を気にしなくて良さそうです。

また、座面の下には大きめの荷物かごが付いています。買い物なんかで使うときにも、荷物を膝に抱えずに済む点は大きな魅力ですね。普段使いはもちろん、ショッピングモールで諾さん買い物をする際にも活躍してくれそうです。

今回は小さめのトートバックを持っていきましたが、かごが大きいのでスッポリと収まりました。これだけ荷物置きの容量があれば、お出かけの際にも安心ですね!


実際に乗ってみて


スピードの調整
WHILL Model C2はスピードを4段階に調整可能です。手元の「+」「-」ボタンを押すことで、簡単に速度を変化させることができます。


4での最高速度は6km/hとのことで、思ったよりノロノロ走るのかな?と思っていました。しかしいざ速度を4に設定してスティックを傾けると、グンと加速して中々の速度で走ってくれます。体感では、大人が早歩きをしたようなスピードに近いと思います。自分の脚を全く動かす事なくスムーズに移動できるので、少し遠くに出かける際も楽チンなこと間違いなしです!

今回は博物館での移動ということで、周りには人もたくさん。4だと少々速すぎるかなと思いましたので2~3に設定して利用しました。加減速もスムーズで、スロープでもモタつくことなく移動できましたので、ストレスフリーで利用できました。正直、歩くより絶対に楽だし快適です!帰りは駅まで若干距離がありましたので、そのまま家まで乗って帰りたいと思うほどでした!


・直感的な操作性
操作は大きめのジョイスティックを使用します。手にフィットする形で、しっかりと肘掛けもついていますので、ずっと握っていても全く疲れることはありませんでした。ジョイスティックを使った操作は非常に直感的で、前後左右に即座に反応できる点も魅力ですね。

当日は春休みということでお子さんも多くいらっしゃったのですが、急な飛び出しや走っているお子さんにも全くぶつかることなく、安全に周遊することができました。

ついつい展示に目を取られがちになった時にも、ジョイスティックから手を離すだけでブレーキが作動するので安全に利用ができます。脚回りもしっかりしていて転倒の不安も乗っていて全くありません。やはり低速とはいえ乗り物ですから、安全面にしっかり配慮された設計なのは安心ですね。



WHILLが創る未来に膨らむ期待

今回は日本科学未来館でWHILL Model C2での移動を体験しました。科学の進歩によって、こうした便利な乗り物が次々と開発されていくとなると、将来にも期待が膨らみます。ウィルもきっと、もっと進化を遂げていくでしょうし、既にある機種たちの利活用の幅もグングンと広がって普及していくと思います。

今回の記事では施設の展示に関する紹介はできませんでしたが、日本科学未来館は科学の歴史と未来の展望に触れることができる、素晴らしい施設でした。ぜひ皆さんもウィルを利用しながら展示を見て、科学の発展に思いを馳せていただきたいと思います!!


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