6月3日(木) やってみただけ
古今和歌集で遊ぼう。
目指すはパロディ。
ひとまずシンプルに歌枕を現代化してみる。ただ季節の歌を季節の歌に本歌取りすると俊成卿に叱られそうな気もするので、恋の歌を時節の歌に。
恋せじと御手洗川にせし御祓神は受けずぞなりにけらしも
(恋一 詠み人知らず)
音が合うので、御手洗川をUSJにしてみよう。USJに神はいないものとして、ハリーに変更。
恋せじとUSJにせし御祓ハリーは受けずぞなりにけらしも
USJ。コロナが収まったらいきたいな。
行きたしとUSJにせし御祓ハリーは受けずぞなりにけらしも
御祓じゃなくなってきた。期待とか、願いだろうか。
行きたしとUSJにせし願ひハリーは受けずぞなりにけらしも
できはしたけど、だからなんだ感が凄い。
☆ ☆ ☆
逆に現代的な思いを古今風に詠めないものか。例えば、そう、コンビニに行きたいとか。
からあげ君増えにけらしもあかねさす日の差す方に立ちたるのぼり
元ネタは
桜花咲きにけらしもあしびきの山のかひより見ゆる白雲
(古今集・春歌上・紀貫之)
できはした。
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