【第百九席】あかね噺感想

落語やモデルとなった出来事、人物などに関する素養は無いに等しい私ですので、感想についてはあくまで漫画そのもの、キャラクターについての思いだと思ってください。

という前置きをした上で
長髪キャラが髪を束ねる、
それは最高に尊いんだよっ！！！！
某バスケ漫画の紫の方とか！！！！
本誌を読む前に、公式Xの更新を見てしまったので期待が止まりませんでした。

興奮はこの辺にしておいて。

真打昇進試験を目前に、昔の夢を見たまいける兄さん。
大事な本番前にと思われそうですが、起きてても緊張するし、そわそわして頭もフル回転しちゃうので、ある意味正解だと思います。
目からの情報処理が多いからこそ、私も大事な試合前は寝るとまではいかずとも、目をつぶることが多かったです。

器用でなんでもそつ無くこなすが故に、周囲から除け者にされ、1人の世界を追い求めるようになった兄さん。

けれども、試験前に弟弟子達が集う。
もう独りじゃないんですよ。
この試験は独りだけの試験じゃないんですよ。
そんな光景が素敵だと思いました。

と、いい雰囲気を見事にぶち壊す全生師匠。
おっさんの汚いおしりふりふりいらん……笑笑

芸だけを見る一生師匠
人しか見ない全生師匠

もしも波乱が起きたならば、それは果たしてまいける兄さんに対するものなのか？

この先見たくもあり、見たくなさもあり。

夢の中の志ぐま師匠若いね…………