今日の1曲「獣ゆく細道」椎名林檎

曲の名義は椎名林檎ですが、もうこれは椎名林檎と宮本浩次の曲と言って良いでしょ。

ソロ名義でも十分過ぎるほど有名な椎名林檎と、エレファントカシマシの宮本浩次のコラボ曲。
僕は二人とも好きなんで、そのコラボ曲が嫌いなわけがない。

このお二人って、それぞれがソロで成立する歌唱力も個性も持ち合わせてる人たちなんで、バチバチにぶつかり合っても良い曲になっちゃうと思うんですけど
この曲に関してはデュエットとしてめちゃくちゃ調和してます。
1流同士はそりゃそういう力もあって当然か。

ていうか単純に、それぞれのパートがめっちゃ難しいと思うんですよ。
1フレーズの中でどんだけ抑揚ついて幅がある曲なんだ。
これカラオケの精密採点とかで見てみたい。
精密採点したくはないけど。

歌詞も良くて

飼馴らしてゐるやうで
飼殺してゐるんぢやあないか
自分自身の才能を

とか

幸か不幸かさへも勝敗さへも
当人だけに意味がある

とか
歌詞のメッセージ性も刺さるワードが多いんだよな。

ただビッグネームがコラボしました、というよりは
この二人だから出来た曲って感じでお互いの魅力引き出しまくってる曲なんだよなー
初めて聴いた時はうなりました。

またコラボしてくれないかな。
次はバチバチにぶつかり合うような曲でも良いぞ…！