今日の1曲「栞」クリープハイプ
僕の車で流れると 意外 と言われる率No.1バンド、クリープハイプ。
個人的には結構好きなんだけどな。
ハイトーンなボーカルってだけで毛嫌いしてる人が多いんじゃないかなあ
良いバンドだと思うんですが。
で、この『栞』は、インスト好んで聴く僕にしては珍しく歌詞が好きな曲です。
結構クリープハイプは歌詞が抽象的〜具象的まで幅広いんですが、この曲は抽象的でありながら叙情的です。
〜的ばっか言うのアホっぽいけどしょうがない。
ストーリーを1冊の本に喩えながら、曲名は『栞』。
1曲の中で完結してないってことですね。
途中から読んでも意味がわからない二人の話
とか上手い描写だなあと思うし、
1サビで
桜散る桜散る
といってるメロディに
2サビでは
ありがちでたいくつな
をハメるこのセンスが僕は好きです。
全然違う言葉を同じメロディに乗せて聴かせるのが上手い。
あと1番と2番で視点が自然と上から下に変わってるんですよね。
地面に泣いてる
と直接的な表現で歌ったあとに
地面に水をやる
という表現。
同じように泣いてるのに短絡的には繰り返さないそのセンスも良い。
1冊の本に喩えてるから、栞を挟むってことが1度立ち止まって考えてるってことになってて、こういう描写で描くのが見事だなあと思うんですよね。
本当はこの曲、今日の1曲じゃなくてちゃんと時間ある時に紹介したいくらいかもしれんなあ。
良い曲です。
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