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口紅を作ってみた。

今日は友達からお誘いを受けて、口紅が作れるところで、手作りリップを作ってきた。

とてもたのしかったので、工程を書いてみる。

1.質感選び

作りたいリップは、シアータイプなのか、セミマットタイプかを選ぶ。

それによって作り方が違う。

見本のリップを見せてもらったけども、セミマットは、そこまでマットではなく、発色のいい口紅という感じの雰囲気だった。

シアータイプは、予想してたような色付きリップクリームのような発色だった。

初めて作るので失敗したら怖いので、シアーにした。薄ければ何とかなると思ったから。

2.口紅の色をつける

クリーム状のリップの素になるものを板にのせて、約50種類の色の粉から自分の好きな色を選んで、ヘラで混ぜていく。

色の粉はシアーだと、合計4カップ入れる。
(専用のサジがある)
そのうち、濃い色は0.5カップまでで、それ以上入れると色が偏ってくるらしい。

ラメの粉は、シルバーとゴールドの2種類あり、1カップまで。
それ以上入れると固まりづらいという事だった。

制限時間が決まっていて、15分以内に色を選び、粉をふりかけ混ぜるところまで、完成させないといけない。

もし、途中でも容赦なく終わりにしますと店員さんから言われたので、とても緊張した。

「よーいスタート!」で、目の前にストップウォッチのアプリを置かれて口紅作りはスタートした。

スタートしてから、口紅の色とレシピのサンプルを見せてもらったけども、そんなにすぐに選べるものではない。。

薄い色から混ぜていき、最後に濃い色を入れて調整するといいとアドバイスがあったので、とりあえず一番薄めのピンク色をまず入れてまぜてみた。

それでもう完成したんではと思うくらいピンクになった。

もう少しオレンジ寄りにしようと思い、オレンジっぽい色などを入れてみた。いい感じのオレンジピンクになった。

そして、私は絶対にラメは入れたいと思っていたので、ゴールドラメを1カップ入れた。

キラキラでテンションが上がった。

お店の方から「これだと…ほとんど色出ないです。濃い色を入れてください。」とアドバイスを受けたので、勇気を出して濃い赤を0.2ずつ入れていった。

そうすると、朱色っぽい色になった。

この時点で恐らく、後5分くらいしか残ってなくて焦ってきた。

少し色が明るすぎるので、色をくすませたい…いわゆる粘膜リップ系に近づけたいと思い、茶色を入れたり、緑を0.2入れてみたところ、少しだけ馴染みそうな色になった。

この時点で、まだカップ数が足りてなくて、あと1分のところで、「どうしようどうしよう…」
とアセアセして、何か入れたけども、何の色を入れたかあんまり覚えていない。

終わりの時間が来た。
この時点で0.2足りてなかった。

店員さんに「すみません。あと、0.2足りてない状態です。」と言ったら、入れてもいいですよと言ってくれたので、何かの色を入れた。

とりあえず、色は完成。

3.香りづけ、口紅の素を溶かし型に入れる

ビーカーに油のようなものを入れて、そこに先程作ったペースト状の口紅を入れる。

香りづけは、5種類の香りがありそこから選んでビーカーに入れる。

アロマオイルみたいな香料で、2滴でうっすら香り、3滴でわりと香るらしい。

私はベルガモットの香りにして、2滴入れた。

店員さんはビーカーを奥のほうに持っていき、温めて溶かしてくれる。

その間に、鉄の口紅の型にアルコールを入れて消毒する。

湯煎された口紅の液体を型に流し込んだら、店員さんが奥の冷蔵庫みたいなところに入れて冷やし固めてくれる。

4.口紅ケースを選ぶ

ケースは五種類から選べた。

MACやDiorに似たケースがあって面白かった。
私は透明のケースにした。
せっかくなので、色が見えたほうがいいなと思ったので。

5.口紅ケースに、できた口紅をくっつける。

店員さんが冷やし固めた口紅の入った鉄の型を奥から持ってきてくれる。

型に入って固まった状態の口紅に、ケースの蓋をあけて、繰り出す所を真上から差し込み、くっつける。
まっすぐに差し込むのがコツらしい。

最後にくっついた口紅をゆっくり持ち上げて、型から外す。
これはとっても緊張した。

そっと上に持ち上げたら、綺麗にはずれた。

5.完成

シマシマになってる所に手作り感が


作っている最中にカードに、何を入れたかを書いていく。

作るのに夢中で書くの忘れがちになる。

最後に、口紅をしまう袋をもらえた。

小さな巾着かわいい。

口紅作り、とっても楽しい!
何にも決めていかなかったけど、とりあえず何とかなった。(気がする)

24時間経つと、しっかり固まって使えるようになる。
まだ使えてないから、塗った時どんな発色になるのか楽しみだ。

また、3日ぐらい経つと色が濃くなるらしい。
その色の変化も楽しみ。

色の粉の組み合わせは難しかったけど、少しだけコツをつかめた気がするので、また挑戦してみたいと思った。

欲しい色の口紅がないの…とお嘆きの方がいらしたらぜひ試してみてほしい。

自分の腕次第になりますが、欲しい色、作れるかもしれません。

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