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耐震等級3ってそもそもなに?

こんにちは。熊本県で住宅アドバイザーをしている上野です。

本日は、住まいづくりにおいて大切な耐震についてのお話です。特に熊本では、震度7という予想出来ない程の地震で大きな被害がでました。

では、地震に強い家を建ててもらうには、どのようにすればよいのでしょうか?

その答えは、耐震等級3の家を建てることです。

今回の記事を読めば、耐震等級3の重要性がが必ずわかるようになります。

耐震等級とは?

耐震等級とは、住宅の耐震性能をランク分け付けした等級のことです。
ランクには以下の3段階があります。

耐震等級1⇒建築基準法で求められる基準
耐震等級2⇒建築基準法の1.25倍の強度基準
耐震等級3⇒建築基準法の1.5倍の強度基準

う~ん。こんな風に書かれると、なんとなく建築基準法を満たしていれば、大丈夫なんじゃないかと思われるかもしれません。

ただ、そこが今回一番知ってほしい重要なポイントなんです!

具体例で少しお話すると、熊本地震で一番の被害があった益城町では、耐震等級3の家が16棟ありました。その内2棟は軽微な補修をして、今も住み続けています。

一方で、耐震等級1の建物は、建築基準法のレベルですので、家族の命は守ってくれます。しかし、大きな地震を受けた建物は傾いたり、運よく建っていたとしても、大規模な補修をが必要になります。被害を受けた後は、住み続けるのは難しくなる可能性が高いのです。

この例を読んでみて、あなたはどのように感じたでしょうか?

家族の命を守ってくれるなら耐震等級1でもいいんじゃないか。と思った人もいると思います。実際に多くの住宅会社もお客様に耐震等級3まで必要ありませんよ。などといった説明をするところはたくさんあります。

では、こちらの動画の10分経過した部分からご覧になってください。

※木造住宅の構造のことであれば、動画でお話をしている構造塾の佐藤実先生の情報が大変参考になります。

ご覧になってみていかがだったでしょうか?

実際の被害を受けた写真をご覧いただくと、考え方が少し変わったのではないでしょうか?

色々な思いを持って、せっかく建てた新築の家が、住めなくなってしまうんです。

初期投資は、確かに少し費用がかかってしまいますが、住宅は何十年も住むことを前提に考えなければいけません。目先の金額だけではなく、長期的な視点を持って、ぜひ耐震等級3を選んでください。

また、別の機会に耐震等級3のメリットについても発信しようと思います。

まとめ

耐震等級には、3つのランクがありますが、建てるなら、絶対に耐震等級3がおススメです。命を守るだけなく、大きな地震の被害を受けても住み続けられる。

いつ起こるかわからない自然災害に備えて、準備をしておくことは住まいづくりにおいてとても大切なことです。

ぜひ、地震に強い耐震等級3の家づくりをしてくださいね。

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