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新生活を軽やかにスタートさせるために、まずは「今」を整える。

もう3月も半ば。「新生活」というキーワードをあちこちで目にするこの時期は、何だかソワソワ。

あれもこれもやっとかなきゃ…!と、新年度に必要なモノやコトで頭がいっぱいになりがちですが、今の状態を整えておくのも大切な準備のひとつ。

春休みを落ち着いた気持ちで迎えられるように、そして4月からの暮らしを軽やかにスタートできるように取り組んだのは、こんなことです。

プリントの整理

一枚一枚は薄いのに、管理にかかる労力は大きい紙モノ。ふだんから後回しにせず、入ってきたタイミングで不要なものは即処分→残すものはジャンル分けして管理しています。

所属が変わることの多い年度末は、一気に減らせるチャンス。子どもたちの春休みが始まる前の今なら、邪魔が入らず作業もはかどる!

わが家は次女がまもなく卒園なので、幼稚園関連の書類をまるっと手放しました。残す紙モノは以下の3通りで管理することで、あまり乱れずにまわせています。

① 学校の月間予定
ちょくちょく確認するので、キッチン横のマグネットボードにぺたり。リビング・ダイニングからは死角の位置で、リラックスタイムには目に入りにくいのも◎。月が替わるタイミングで古いものは処分しています。

確認しやすいのにリビングからは見えにくい、ちょうどいい場所。

➁ PTA関連・長期保管が必要な書類
「PTA」「学校・保存版」「プール」など、ジャンルごとにフォルダへ。年度末や最新版が配られたタイミングで、手放すか新しいものと入れ替えます。

③ 提出待ち・短期保管でOKな書類
学校に提出する書類や月謝、保護者会のお知らせなどは、子ども別にクリアファイルへ。提出物は持ち帰ったタイミングで書いておくと後がラク。合わせて提出日にスマホのリマインダーを設定しておけば、出し忘れもありません。

➁と③の「残す書類」は食器棚の一番下の引き出しが指定席。食器や食品を入れるのがメジャーな場所ですが、
・キッチンの滞在時間が長く、忙しい時間帯もアクセスしやすい。
・引き出すだけで全部を見わたせる。
・引き出しを閉めれば、すっきりした見た目がキープできる。
という理由から、書類用として便利に使っています。

ここにコレ?と思う場所が案外使いやすいことも。

子どもたちの作品の整理

学期末が近づくと、子どもたちが持ち帰る大量の作品たち。「見せたい熱」が一番高い、持ち帰って来てすぐのタイミングを逃さずに、まずはちゃんと見てあげるようにしています。

その後はそれぞれの子ども部屋へ。リビングに子どもの作品をセンス良く飾る自信がないので、一定期間飾っておきたい新作やお気に入りは、子ども部屋内なら自由に飾ってOKに。

自作のものがたくさん、小3長女の部屋。
レゴとコラボさせたり、自由な発想で飾っています。

飾りきれない分は、子ども一人につき箱一つを定量にして、あふれたら見直すのがルール。

手放す作品は、わたし基準でおもしろいと思ったものだけ写真に残しています。毎年1月に前年分のイヤーアルバム(1年分の写真データを自動で一冊にまとめるだけ)をつくるのが恒例で、作品の写真もこのアルバムに自動的に取り込まれる仕組み。 

こうしておけば、アルバムを見返すときに過去の作品も一緒に振り返れていい感じです。

自分をゆるめる時間を持つ

間近にせまった春休み。そして4月から始まる新年度も、船員の夫は乗船勤務なのでワンオペ確定です。

春休みが始まると、3度の食事の準備にはじまり、自分時間が激減。一息つこうとドリンク片手に座ろうものなら、手が空いたとみなされて子どもたちに絡まれる…。

なかでも難しくなるのが「カフェでゆっくりお茶」と「ウォーキング」です。手軽にできて心身が整う、この2つがしばしお預けなのは辛い。

学期中の今のうちに自分をゆるめて、少しでも余裕をもって春休みに臨むべく、時間を見つけてはいそいそとスタバへ。

ソイミルクのカフェミストに、春休み前に来られるのは最後かも…ということで、スコーンもつけちゃいました。

自宅から少し距離のある独立店舗ですが、最近はウォーキングを兼ねて歩いて行くことが増えました。寒さが緩んで暑くなる前の、貴重なちょうどいい季節ですよね。

noteのネタを考えたり、VoicyやPodcastsを聴いたりしながら歩くと、片道2.5㎞の距離もあっという間。

Googleのアプリ、Fitを使って歩数etcを計測。
数字を見ると、もうちょっと動こうかなと思うきっかけにも。

軽い運動後のコーヒータイムはまた格別です。同じ空間でそれぞれが自分の作業に没頭する、カフェ特有の心地よい空気感のなかで読書をするのが至福のひととき。

家では他のことが気になって浸りにくい小説も、一気に世界観に入りこめる…!今読んでいるのは小川奈緒さんのnoteで気になっていた、青山美智子さんの『お探し物は図書館まで』。

出典: Amazon

新年度を控えた今にぴったりの、前向きになれるハートウォーミングなストーリーです。特に三章・夏美(四十歳)のパートは、何度も自分を重ね合わせながら読み進めたほど、共感できるところばかりでした。

家も自分自身もだいぶ整った感がある今なら、子どもたちとべったりの春休みも、小学生が2人になる新生活も軽やかに始められる!…と信じたいです。

本を選ぶときの参考にさせていただいている、小川奈緒さんのnoteはこちら。



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