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地域コミュニティーで回す経済

こんにちは。こたろう@アウトプット1年生です。

アウトプット苦手意識を克服すべくnoteをはじめました。

私は地方田舎町で小規模事業者の経営支援を行っております。

具体的には、事業計画の策定、補助金の活用、給付金の申請支援、税務・財務アドバイス、融資紹介、地域振興など…

昨年から続く新型コロナの感染拡大を受け、例年に比べ相談件数は大幅に増加、内容に関しても様々な相談が多く寄せられています。

そのなかでふと感じた「地域コミュニティーで回る経済圏」「地元の強さ」について今回は語っていきたいと思います。

具体的なビジネスのノウハウではなく、私が最近感じていることをつらつら語る内容ですのでご容赦ください。それではどうぞ。

コロナ禍で回る地域コミュニティー経済

私が仕事をしている一つの地域での話です。

その地域は人口約2千人、高齢化が進んでいるごく普通の地方田舎町で事業者も数える程度です。

農村地域であり、農業以外に目立った産業はありませんが、自然豊かで(河が本当にきれい!アウトドアやドライブに最高!)景色も雰囲気もとても素敵な場所です。(本当に素敵なところ!)

小規模な観光スポットはありますが、これといって目ぼしい観光産業がないのも事実であり、地域課題の一つであります(現在進行形でいろいろなアクションをしています)

自然風景豊かな国道添いにある「道の駅」は地元で採れる果物、野菜を生かした飲食店があり、週末だけでなく平日も観光客でにぎわう場所でありました。

道の駅周辺は地域の中心地となり、事業者が集まり活気立っていました。

コロナによる観光客の激減

昨年の新型コロナ感染拡大を受け、道の駅に訪れる観光客も激減。周辺の飲食店も大きな影響を受けています。

観光客が減少したことで、他地域からくる観光収入も大きく減少しました。

1年半で事業者さんが本当に苦しい思いをしたのは想像に難しくありません、私も身近で様々な相談を受けました。

地域コミュニティー経済の強さ

ここ数か月の動きをみてコロナ禍で回るコミュニティーの経済の強さを感じています。

道の駅周辺の事業者は観光客だけでなく住民の生活に必要な役割を担っていたことから、地域コミュニティーで経済が回っています。

「隣町にあるチェーン店にいくのなら、あの人のお店に行こう」「少し高くても彼の店なら!」と住民や事業者同士が互いにお金を落とし、回る経済。

もちろんそこまでの関係を築くのには相当な時間が必要であり、その時間がほかにない価値を生み出す装置になっている。

その価値はコロナが収まった後もより強いものとして残るでしょうし大手が作れないもの(参入障壁)として残ると思います。

そのつながりを作ることが私の役割だと考え、仕事に取り組んでいます。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

この記事が少しでも参考になればと思います。



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