自分と向き合うことを学ぶ~Just Be You


娘の学校の教育を垣間見ているだけで感心してしまい、羨ましく思う。


幼児の頃から


英語と中国語
アートや運動の組み込み
デジタル教育
自らのアルゴリズムを確立させる数学
歴史とサイエンスの融合教育



等々心から感心する 。


しかし最も感心するのは
他者と比較せず、あくまで自分と向き合うこと
を徹底して叩きこんでくれている点だ。


幼児の頃から朝から晩まで"Just be you"と言われ続けている。挨拶も愛想笑いもできない、うちの娘も、野生の本能で生きている感じだ。
これが素晴らしい。


長くなる人生、様々なスキルの継続的習得は不可欠だと思う。ただ、そのベースにある生き方として常に自分の本心と向き合っておくことは最重要だと思う。でないと継続的スキル習得の方向性確認やスキルアップデートを続けるモチベーションが保てないだろう。


残念ながら我々多くの日本人は、


自分ではなく、他者の期待に応えることを最優先してきた?

 
他人を徹底的に意識してそことの、今となっては無意味としか思えない差違、?にこだわるよう鍛えられた?

 
かくいう私も、今になって、ポンコツの鎧や偏見をようやく外しながら、自分の本心を確認し向き合うようになって来た。

妙な感心だが、本当に自分がやりたいことじゃないことに、よくここまで頑張れたなお前! と思う事さえあるほどだ。


ただ、何事もNever too late. 私も起きている間中、Just be me と言い聞かせている。



エンジェル投資をしていると、連日、世界中の多くのテクノロジースタートアップが色んなプロジェクトを売り込んで来る。

今週来た一部だけでも


・蜂を一切使わないで造られた本物の蜂蜜製造
・電気化学技術で海水からマグネシウムを低コスト生産する技術
・一台で何通りもの食品加工ができる小型食品加工ロボット
・海底から希少金属を低コストで採掘する自動走行ロボット


この他にも多彩なWeb3そしてクライメイトテック案件。毎日のように、世界中のスタートアップディールを浴び続けてると、現代社会の地殻変動を感じる。世界中で、無数のスタートアップから選別された、それなりの投資家に既にリードされることになった案件だけでも、もはや追いきれないくらい数がある。


今すぐでは無いだろうが、我々が生きているうちに、次世代が脂が乗る頃には、世界で無数に生まれるこのスタートアップたちによって、既存の仕事のほとんどが間違いなく破壊されている気がする。まあ中には実態のないホラもあるかもしれないが、「あんたらこんなことよく考えてよくやりきるなあ」と感心してしまう。「競うより、乗っかって応援する」としているが、たまに「自分ならどんなビジネスをビルドできるか」を自問して無力感を覚える事もある。


他人を見て比較するばかりで、他者の期待に応えることを優先して、自分の本心と向き合わずに生きてきてしまうと、本当にヤバイ未来しか待っていない気がする。

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