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制作プロセスという「作品」

今年も誕生日を無事に迎えることができた。

しばらく、インスタのストーリーズ以外の発信、表現がずっとできてない。というより、新作の制作にただただ没頭していて、その余裕がない。

ちょうどいいタイミングで、音源を仕上げなくてはいけない機会が重なり、新作が1曲、ようやく完成したところ。リリースはまだまだ先になると思うのだけど、ずっとやりたいと思っていたことを始めるのは今しかないと思い、久しぶりにnoteを書いているところだ。


有料noteを始める

この構想は、最新アルバムを作り始めた2021年の8月くらいから、
ずっと考えていたことだ。


最初に言っておくと、今作っている最新作は、自分のこれまでの作品とは比較にならないくらい、辛くしんどい工程を経ながら作っている。前作『STELLAR』で自分の音楽世界の一辺が完成しきったと感じたからだ。


あの作品をアップデートしても、おそらく自分はもう心震えられない。だとしたら、自分にとって今までと違う音楽をやりたい。でも、そんなの簡単に見つかりっこない。ここに至るまで、リリースしたいなと思う楽曲はいくつかあったのだけど、それも僕のわがままでペンディングしている。

それが、8月くらいに、ようやく見つけることができた。


ただ、本当に今まで作ってきた音楽とは、概念が違うのだ。だから、どうやって作っていいのかも研究が必要だったし、それをどう、いつのタイミングでここに書き綴っていいのかも、全然わからなかった。

楽曲を作り進めながら、自然とその答えは出てきた。

このアルバムの制作工程は、リリースするその日まで、僕のことをもう一段深く知りたいと思ってくれた人だけに共有したいんだ。って。

夏前〜秋に書いていた、これらのnoteにも深く関わる内容なのだが

僕はCMという商業に関わる音楽に長らく関わってきたからこそ、自分の音楽活動に対して「職業作家とは違う側面」を強く持ちたいと考えた。誰かのメッセージを形にするプロの側面は、これからも大切にしたい。それを叶えるためにも、「自分が伝えたいことを、純度100%」で伝える場を作りたい。


より深い絆 = 「作品」として届ける

僕は、最新アルバムの制作に、正直今までとは比較にならない想いで臨んでいる。きっと、似たような感情があるとすれば、僕がアマチュア時代に作ったピアノソロのアルバム『INVITATION』やSpotifyでチャンスをもらった『BRAINSTORM』の頃の、初心な気持ちが近い。

それがどんな作品かを具体的に伝えるための手法を、「プロモーショナル」な気持ちでやりたくない。「作品」であって欲しい。

それを叶えるためには、その具体的内容を伝える手段を、商品として「作品」にする必要があるんだ。



今までnoteは、基本的には情報発信の場としてフリーミアムに僕を知ってもらえる場にしたいと考えていた。ごく稀に、その年にやりたいことを100%書いて、かなり高額な有料記事を書いてきたが、こういう創作の日常を有料化するのは初めての試みだ。

理解して欲しいのは、別に僕はマネタイズを目的にして有料版を始めるわけではないということ。

ただ単純に、
僕が踏み込んだ内容を書きたいから、
読んでくれる皆さんにも一歩踏み込んできてほしい。

たったそれだけのこと。


そういう気持ちで、
これから先の内容を、読んでくれる人がいたら嬉しい。


以下、有料記事です。


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