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期は、進むから熟す。

って、言いつつよ。きついよ、それは・・・。はぁ。

それが今の本音。


どうして僕は、せっかく苦しい道のりを登り終えたのに、
また更に苦しい道を選んで、無防備に登り始めるんだろう。


正直、毎晩本当に胃が痛い。挑戦せずに済んだんじゃないかと、今も毎日思っている。でも、自分が描いた自分になるために、僕は絶対にこの壁を越えなくちゃいけない。だから、勇気を通り越し、根性で表明する。

そんな気持ちで、今日はnoteを書いている。


1年半越しの発表

シンガーleiftとして、ファーストアルバム『Beige』をリリースする。
そして、そのアルバムをひっさげ、ワンマンライブをする。

アルバム「Beige」のアートワーク。これについては別途改めて。

歌い手として初のアルバムを4月5日(水)に、
そしてワンマンを、6月21日(水)に開催することになった。

場所は、表参道のWALL&WALL。

■公演概要
leift 1st. one-man live “Beige”
2023年6月21日(水)WALL&WALL
OPEN 18時30分 / START 19時30分

■出演者:
leift

■サポートミュージシャン
宮内告典(Ds.)
Hajime Uchiyama(Gt.)

【チケット情報】
ADV:¥5000+1D
<販売期間:3月3日(金) 11時 〜 6月20日(火) 23時59分
チケット購入先URL(ZAIKO):
https://mulogica.zaiko.io/item/354841

DOOR:¥5,500+1D
<販売期間:6/21 18:30 〜>

※前売チケットが完売した場合は、当日券の発行はございません。
予めご了承お願いします。

【注意事項】
※予定枚数に到達した場合、当日券の販売は行いません。
※本公演はオールスタンディングの公演となります。
※小学生以上の方はチケットが必要となります。なお16歳未満の方につきましては保護者の同伴が必要となります。
※未就学児のお子様をお連れのお客様は入場時に未就学児であることの各証明書が必要となります。

前売りチケットはこちら

leiftを始めた時から、僕のサウンドの全貌を余すことなく見せられる会場は、ここだと思っていた。その信念に従い、主催ライブをする。


ただ、正直お恥ずかしながら、
今の僕がWALL&WALLでソールドアウトするという目標は、
物凄く途方もなく、ハードルが高い。


こう書いている今も、どうやったらそんなに沢山のお客さんが来てくれるのか、しっかりイメージできているわけじゃない。すごく恥ずかしいけど、noteを1万人以上の方にフォローいただいていても、会場に200人来てもらうことへのハードルが高すぎて、恐怖に怯えている。


弱気になっているわけじゃない。アルバムは、自分のベストを尽くせた自信がある。自分があるべき自分を、音でも歌でも言葉でも描き切れたと思う。問題は、ライブの動員と内容だ。


実現性から出てきたアイデアではない挑戦

僕も、もうすっかり一端のオトナに見られる年齢とキャリアになった。そんな自分が、「なんだ。蓋を開けてみたらこんなもんか」と音源やライブで思われることが怖くて、挑戦に踏み切るのにすごく時間がかかったのは事実。

でも、やらないと、次にいけない。
特にライブにおいて、僕はもっと僕の考えるleiftの表現を、
僕の言葉で届けたいし、歌いたい。
僕が考えるleiftの限界は、ここじゃない。

だからこそ、ゴールから逆算して今必要な挑戦を、今しようと決意した。


シンガーleiftにとって、ライブは必須

僕はアルバムを作り切る過程で、改めてそう思った。

作曲家としてインスト楽曲をリリースしてきた自分と、歌い手として言葉を発する自分とでは、音楽に向かう目的が大きく違うからだ。

違いを端的にいうと

作曲家・KOTARO SAITO:音で日常の空気を豊かに
シンガー・leift:言葉で、折れずに戦う人の心に、鼓舞と安らぎを

だ。作曲家としての自分にとっては、ライブは「あればなお良し」な事案だけど、シンガーとして言葉を紡ぐ以上、「言葉はみんなに会って届けたい」と願うのは自然なことだと僕は思う。

シンガーとして僕がステージに立つ理由の根幹は、正直な話、音楽じゃない。僕が抱いてきた感情を言葉にして、態度でみんなと分かち合いたいから。文語として少し引いた目線の「noteな自分」からは出てこない、声だから話せる口調でみんなのことを見て話したい。


ハードルは高い。けど沢山の人に来てほしいから

僕は今僕が持てるコミュニケーションの機会を、全て駆使して自分の気持ちを届けていく。まずは、ここnote。

文字で伝えられるライブへの「本音」をnoteマガジンで。

これまで更新してきた「Beige アルバム制作記」とは別に、シンガーとして産声を上げたばかりの僕の本音中の本音を、こちらのマガジンにまとめ、ワンマン開催に向けて定期連載していく。

僕はleiftを始める上で「カッコつけることは絶対にしない」と強く心に決めた。だからleiftのことをクールとは微塵も思っていなくて、故に恥ずかしいことも悔しいことも、全て本音で語ってきた。

繰り返すが、アルバム音源は僕自身が毎日聴いても心地よく、BGMにも自身を奮い立たせられる存在にも仕上げることができた。しかし、ことライブに関して言えば、今の僕のパフォーマンスは下の下。

周りには「齊藤くんが思ってるほど酷くないよ」と言われるけど、
少なくとも僕の満足度的には、底辺の底辺。

そんな自分のまま、ワンマンを迎えたくはない。だからワンマンに至るまでに鍛錬をしていく。その過程や、ワンマンに向けて準備していることを連載していく。僕はnoteを週末にに更新することが多いので、

毎週金曜日20時に、ワンマンに向けてエッセイを更新

を、ここに公約させていただく。おそらく毎回、ボリューム的には2,000〜5,000字程度。普段10,000字に迫る僕の長文noteからすれば、よほど端的で読みやすいものを目指していく。


勇気を出して、TikTokでトラック制作の裏側を公開

今まで、アーティストとしてどう向き合うか悩みに悩んでいたTikTokを、ようやくここにきて本腰入れて活用することを決意した。よければフォローしてもらえたら嬉しい。

leiftとしてではなく、「プロデューサーKOTARO SAITOとして」楽曲を組み上げていくときに使った楽器やテクニックを紹介するショート動画を展開していく。実際にリリースされている音源が、どのような音のレイヤーで積み上がって生まれているのかを、楽しんでもらえたら嬉しい。


声で語る葛藤をYouTubeで

すっかりやめてしまっていた、YouTubeでの「leift + talk(レフトーク)」を復活させていく。アルバムのこと、ワンマンへの不安や希望を、1話6分程度のボイスメッセージで残していく。

余談だけど、地上波でもネットでもいいから、ラジオのパーソナリティをやりたい。ここ一年毎週オンラインサロンの講義をしたり、恒常的に大学の授業なども受け持っていて、話すのがとても楽しく、多分得意と言っていい。そういうお仕事がもしあれば、業界関係者の方、ご連絡ください。

ワンマンに向けて、武者修行のライブを

今日の段階では発表できないけど、既に6月21日(水)のワンマンに向けて、leiftのことを知ってもらえるライブの機会をいくつか確定させている。

ライブに出演するたびに、僕は僕が客観的にどう映り、自分の歌が本番どのように聴こえているかを事細かくチェックしている。

それは過去、ストリーミングサービスをハックしようと躍起になっていた自分の思考とはまるで違う、「肉体をどう動かすか」「目の前の方々と、何を語り、何を伝えるか」というOne to Oneの世界。正直、とても難しく、自分が全てを曝け出すだけじゃ、伝えたいことは伝わっていないと実感した。

だから初めて僕の音楽に出会う方々にもleiftを、齊藤耕太郎という人間を知ってもらえるような機会をいただけるよう、各所と調整をしている。

もし、これまでのleiftの楽曲で
興味を持ってくださるライブ制作会社の方、
ライブハウスの方がいらっしゃれば、
是非お声をかけていただけると嬉しいです。

ライブを支えてくれるのは、アルバム

歌に全力投球で臨んできた1年半。僕が音楽的に拠り所にできるのは、紛れもなく僕が歯を食いしばって培ってきたトラックメイクやプロデュースの腕だった。その姿勢はライブにも勿論根付いていて、アルバムの仕上がりはライブサウンドの聴き応えと表裏一体。

ワンマンだけでなく、僕のライブに来てくれる方には是非、僕がそれぞれの歌で何をテーマに、どんな言葉で歌っているのかを聴いてきてほしい。勿論、初めてleiftに出会った方にも「音の像だけで」楽しんでもらえる工夫は、全方位に凝らしているアルバムだ。

けど、先ほども言ったように
その「音の像」さえも、今の僕にとって
「想いを伝えるための"手段"」だ。

少なくとも、 leiftとして作る僕のトラックには、歌や曲を魅力的に演出するという目的以外のビジョンは、ない。音楽をより直感的に、本能的に聴いて好きになってくれる方のことを想像して、leiftへの「入口」としてサウンドを磨き抜いた。そんな感覚だ。ビジョンはあくまで言葉に込めて、そのビジョンを誰に、どう伝えるかを尖らせていったのが、僕の音楽だから。

・・・と、殺伐に聞こえるようなことをあえて書いているけど、トラックやサウンドそのものに磨きをかけた工程は、間違いなく過去作品一。

過去の自分の作品を決して否定しないけど、インストという特性もあり、僕はこれまでの仕上げ方は「直感型」に傾倒していて

  • 音が心地よく、気持ちよく聴ければ結果オーライ

  • 曲の意味より、曲を聴くシーンを大事に

みたいな思考が間違いなく存在した。

leiftは違う。むしろ曲で伝えたいことがあまりにも明確にありすぎるが故、そのメッセージを歌で真正面から伝えようとする分、サウンドは引き算するように「届く範囲を拡張する」目的で作ってきた。つまり

「テーマ > 歌詞 > 歌 > サウンド」

の順番で優先度が決まる。ある意味とってもロジカルに曲を作っていることになるし、テーマに筋が通らないと、トラックは何度も何度も捨てられては新たに作られていく。もし仮に、トラックメイカーとして leiftに発注されている立場で作っていたら、KOTARO SAITOは激怒していただろう。

それほどまでに、積み上げてきたトラックを簡単に捨て続けた。
そうして残ったトラックには、
クオリティ以上の「芯」「整合性」が宿っている自信がある。
とにかく「鋭くて」「無駄がなく」でも「人間臭い」音楽。
僕は自分の音楽を、そう形容したい。

だからこそ、聴き込んでほしいし、期待してほしい。

ここで、みんなにお願いがある。

僕のアルバムリリース日、4月5日(水)に楽曲がストリームされるよう、以下のリンクから好きな配信サイトに合わせて「先行販売」「Pre-Add」「Pre-Save」ボタンを押して待っていてほしい。

noteやSNSを見てないリスナーの方にまで、「深く聴いてほしい」とは言わない。でも特にこのnoteで僕を知ってくれてフォローしてくれてる方々には、僕はこの2年以上、本当に偽りなく本音を書いてきた。

そんな皆さんには、僕が11曲のそれぞれに込めた想いを、歌詞も聴き込んで聴いてほしい。深く関わってくれた方々への、お礼の気持ちを込めた曲もある。そんな自分の感情を知った上で、このアルバムを聴いてほしい。


勿論、面倒な作業をしてもらうのだから、何のリターンもしないだなんていうつもりはない。今考えられる、僕なりの1番の誠意を送りたい。


楽曲の関係者用リンクと歌詞カードをリリース前に送付

この「Pre-Add, Pre-Save」キャンペーンに参加してくれるみんなは、僕に取っては「駆け出し始めたleiftを応援してくれる"関係者"」だと思ってる。だから、僕が歩いた1年半の軌跡を、一般公開より早く体験してもらいたい。


完成した11曲。
11曲の歌詞。僕の1年半、そのもの。

フロー
①お好きな配信プラットフォームで予約(先行販売、Pre-Add、Pre-Save)
②僕をタグづけ(Twitter or インスタストーリーズ希望)
③予約リンク( https://orcd.co/leift_album_beige )を添付
④投稿

①~④をしてもらえたら、僕がそれをRTやシェアする形で認識して、アルバム音源が聴けるリンクと歌詞カードのPDFが見られるリンクを、直接DMさせていただきます。インスタが一番アクティブなので、Twitterで投稿した場合もインスタのDMに連絡をもらえたら、すぐに確認できます。

もっとわがままを言うと、この企画の目的はleiftのアルバムがいかに「リリース前から期待されているか」を各配信サイトに伝えることであるため、「配信された瞬間」からはそのリンクで聴かず、お使いの配信サイトで聴いてもらえたら嬉しいです。

僕だけの力じゃ、ここから先へは進めない

作詞作曲だけでなく、編曲も録音ミックスも自分で全てやりたがる僕の性格は、とにかく「誰かを頼るのが苦手」。だからきっと、

  • 自分は「できる自分」じゃないと価値がない

  • 人は僕に「事例」を求めていて、「本音より方法」を欲してる

と、結果が出せてない自分に価値を感じられず、自らすすんで人から離れていった1年半を過ごしてしまっていた。

でも、今となっては久しぶりに会う方々に

そんなことないでしょ。
きついなら、頼ってよ。

って、幾度も言ってもらえてる。なんだ、自分だけが見栄を張っていたのか。自分の方がむしろ、利害という言葉で人と線を引いていたんじゃないか。そう思うことが多く、自分を恥じている。

だからこそだ。みんなに、勇気を出してお願いしたいことがある。

ワンマンの内容や集客も、
アルバムがポテンシャル通りにストリーミング市場で成果を出すかも、
僕以上に、皆さんのお力添えが必要なんです。
僕に、力を貸してください。僕は、全力で臨みます。
身を粉にして走ります。だから、気持ちをアクションに、助けてください。

みんなが思っている以上に、僕はこの「助けてください」という言葉を書くのが怖い。でも、怖がっているのは自分だけだったと、アルバムを完成させて気づいた。気持ちを正直に発することに、腹を括れと。


真正面からぶつかって、
気持ちと気持ちで繋がれる関係の中に、leiftは居たいです。
1万人の何割なのかは分からないけど、僕のことを知ってくれた方に
僕は直接会いたいです。

アルバムを聴いて、ワンマンライブに来てください。
どうか、よろしくお願いいたします。


leift

よろしければサポートをお願いいたします。サポートいただけましたら機材投資、音源制作に回させていただき、更に良い音楽を届けられるよう遣わせていただきます。