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病棟看護師からデイサービスへの転職〜小児科〜

今回は今の看護師アルバイトで思ったことを残そうと思います。

私は重度の障害のあるお子さんのデイサービスで看護師として勤務しています。重度の障害のあるお子さんをみることは、病院でも経験していましたので、基本的なケアは問題なくスムーズにできました。不十分なところがあっても教えてもらうことでケアについてはスムーズに習得できたと思います。

しかし、今の仕事は「子どもの発達や生活」を支援する場であり、病院のように病気を治す場とは違うのです。転職して半年経った今でもその違いになかなかなじめずにいる自分がいます。頭ではわかっているつもりでも、なかなか視点が変わらずにいるのです。病院勤務のときももちろん発達の支援やその子の理解度に合わせた支援は行っていましたが、障害のある子、となると全く違います。知的障害の子への支援もほぼほぼ未経験で知らないことばかりです。

また、体についても、側弯だったり細かい姿勢管理だったり、筋緊張への対応、運動発達の支援なども全く、、、知らないこと、できないことばかり、、、。

病院では付き添いの家族がしていたり教えてくれたり、一般的な姿勢管理(一般では対応できない子がほとんどいなかった)で大丈夫だったりで、本当に教科書通りか家族がいうようにしかしてこなかったです。また、入院中は病気を治す場なのでリハビリを行ったり、運動発達の支援をしたりする機会はないか、PTやOTにまかせっきりでした。

毎回毎回「できなかった」「本当にうまくいかない」「気づかなかった」と思うことばかりの毎日です。周りの先輩の行動をみて、自分の未熟さを日々感じています。

私の今の職場の先輩は、40~50代の看護師さんやヘルパーさん、保育士さんです。そう、大大大先輩!!!看護師さんに関しては、重度の障害のあるお子さんと何十年も関わってこられた方たち。その先輩方に並ぶと、看護師5年目、病院勤務しか経験のない私は未熟なんて当たり前!と開き直ることもあります(笑)そこに追いつこうとするからしんどいのでは??と。

私は小学生のころから極度の負けず嫌いで、こつこつの努力家で生きてきましたから、(勝負ではないのですが)なんとなく圧倒的に負けている気がするのがしんどいのです・・・。もちろん病院でも大先輩はいましたが、身近に後輩や同期、1~3年のすこし上の先輩がいて、自分がとてつもなくできない看護師だと実感することはなかったのです。もちろん、大先輩を尊敬し、そんな先輩みたいになりたいと思っていました。でも自分の理想の看護師像を、大先輩を一番にイメージするというより、2、3年先輩をまずは目標として、10年くらいしたら大先輩みたいになれたらいいな~と思っていたと思います。今は目の前に大先輩。目の前で先輩のすごさをみて、自分のできなさに落ち込む。とてつもなく自分ができない看護師に見えてしまう。

でも!!そんな大先輩の姿を近くで見れて、目標となる人がいて、その背中を追えるなんて、、なんて恵まれてるの!!こんなのがんばるしかないでしょ!!と前向きにとらえるようにしています。
上手くまとめられなかったですが、今後、自分の振り返り用で残します!少しずつ看護師として、人として成長できますように!!

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