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#かん味処を振り返る

2021年、ある意味激動の年でした。

先日もちょこっとnoteに書きましたが、いままでにない動き方をした年。
それが正解かどうかはわかりませんが、ちょっとずつでも、なにかしら大きなものが動いた感触はあります。

その中で #かん味処 を受講したことは非常に大きかった。
POPを否定するところから入る衝撃の「POP講座」に始まった #かん味処
PR文章の作り方、価格について、その交渉、モチベーションの維持の仕方など、たった半年ではありますが、多岐に渡る講座。

本当にたくさんの学びがありました。

こたろうファームでは
 私・・・栽培~生産、ホテルなどへの販売、通販などの販売
 Yokoさん・・・収獲、各マルシェの販売
ざっくりこんな役割分担です。ただ、分担してるとはいえ、お互いのしごとは相当部分で重なっているのも事実。

その仕事で交わす会話で、ベースとなる知識が共有できたのは非常に大きい。

野菜をどの袋に入れるかという話も、いままでは単に◯号がちょうどいいというレベルでした。講座後は、◯号だと割高になるから△号にしようよとか。
それぞれ効率的に動くにはどう工夫すればいいか。
価格はどうする?

お互い出す答えは違う場合もありますが、共有している知識が同じなので納得も早い。

私自身は、その学びの中で原点に帰ることを強く意識させられたことが最も大きな成果だったかもしれません。

生産者は良質の生産物を作ることがもっとも大切

当たり前のことです。
ついつい売ることや出来上がったときのお客様への紹介とかそれを喜んでもらうという勝手な思いばかりが先行してしまいがち。
だって、販売して喜んでいただけるのは最高の喜びだから。
でも喜んでいただくのはそれが美味しいくないと響かないわけ。

いくら言葉で修飾しても、生産物そのものの価値が低ければ売れないしリピートもない。

自分の作った生産物、はたしてどこまでお客様に喜んでいただけているのか。なかなか図るのは難しいがひとつひとつお声をひろい判断するしかない。

一口に品質がいいとか良質といってもなかなか定義が難しい。

生産する際に心がけること
・品種選び
・作付け時期
・栽培管理
・収獲のタイミング
他にもたくさんポイントはありますが、この4つに集約されるかな。

その種を選んだ理由は?
その種をその日にまいた理由は?
その苗をその日に定植した理由は?
定植の畝の高さや幅は?
マルチはするの?
除草は?
防除は?
収獲はどのタイミング?

やった記録ももちろんだが、なぜそれをやるのか、やったのかをもっと言葉にしていく。
例:◯◯収獲→◯◯の本葉が10枚以上になり、大きいもので20センチ超えてきたから収獲

忙しさにかまけてできていなかった。単なる記録しか残ってない。そこに肉付けしていこうと思う。

さて、
こたろうファームは何をお客様に伝えたいのか

これについては正直言葉にできていない部分が多いです。
ただ、これを考える前に、今一度「栽培・生産」という原点を見直すことが必要だと思ってます。

今年2022年のこたろうファームはなにかが変わります。
そのなにかは見た目だけではわからなかもしれないし、すぐわかるかもしれない。
どんな姿に変化していくのか、遠くからでもいいので、ちょっと気にしていただけるとありがたいです。

振り返りというより、今年やりたいこと的な内容になってしまいましたね(笑)

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