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小松菜の菜の花ももうすぐ

今日は春の嵐、各地で大雨強風で農業用のビニールハウスなどで被害も出ている模様。台風並みの強風、くれぐれも見回りなどにいって怪我などなさらぬようお気をつけください。

こちら那須高原は雨風は強めではありますが、今のところ嵐という感じまではなっていません。この後風は強まるとの予報ですが、南風なので春先の西風よりは心配ではありません。

畑を見に行ったところ、

小松菜の花芽が見え始めました

春はまだか?という毎日ですが、ようやくとう立ちしてきました。写真の真ん中につぼみがついているのがわかるでしょうか?小さいブロッコリーのような感じです。

とう立ち、もしくは抽苔(ちゅうだい)とも言います

抽苔(ちゅうだい)とは、農作物に花芽が付き(花が咲き)、花茎がのびる現象。抽台。薹立ち(とう立ち、トウ立ち)ともいう

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

漢字書けないですよね(笑)
草かんむり・吉・わかんむり、至る

原因は作物によります。
長日、短日、低温、高温それぞれ。

詳しいことは正直わかっていませんが、冬の間寒さにあたり、暖かくなってくるととう立ちしてきます。

話はそれますが、レタスは夏にとう立ちします。高温にあたると子孫を残そうとするんですよね。真夏には作るのが難しい、涼しい時期にしかとれない作物だからでしょうか。

とう立ち始める直前に成長する葉はツヤがありません

小松菜って結構ツヤがある葉をしています。
古くなってくるとややくすんできますが、収穫したてはピカピカです。

それは成長が止まった冬の間もツヤは失われません。

ところが、春先になり少しずつ成長してくると、なぜかツヤのないつや消しの緑の葉が伸びてきます。

そうなると、とう立ちが始まった合図です。
葉のまま食べたい場合は急いで収穫。

でも、どうせならとう立ちして「小松菜の菜の花」として食べれば、よりおいしいかなと思います。

写真はようやく花芽が見え始めたところ。

だんだん茎が伸びてきます

花芽が見え始めた状態では菜の花としては収穫しにくいです。
平べったい状態ですから。
これがだんだん茎が伸びてきます。
花が咲くのはある程度茎が伸びてから。なので慌てなくて大丈夫です。

うろ覚えですが茎の長さが20センチ越えたぐらいで1回目収穫。もちろん花が咲く前です。

そうすると、さらに茎が伸びて、わき芽が菜の花になりどんどん収穫できます。

最初の一番芽が最も太く、そのあと取れるわき芽はどんどん細くなりますが、長く楽しめます。

味は小松菜です(笑)

菜の花になっても小松菜は小松菜です。
菜の花の苦み、小松菜の風味・辛み、そして冬の間たくわえた甘み。

不思議ですよね。1本の菜の花ですべての味が楽しめます。

産直などでしか手に入らないかもしれません。なにこれ?と思わず、ぜひお試しください。

こたろうファームでは例年より遅れていますが、来週辺りから販売できそうです。



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