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言葉の企画2019

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言葉って何だろう?企画って何だろう?半年間、考え続ける。形にしてみる。BUKATSUDO連続講座「言葉の企画」にまつわるnoteです。
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#企画祭

湯気ある時間をありがとう。

いつがほんとうの終わりなんだろう。 精算に走り回っている今も、お祭りのさなかにいるような感覚になる。たとえば、この2000円の領収書だって、ただの紙切れじゃない。 駅前でのビラ配り、許可をとってやるためには、手続きが必要で、ビラを配りに行く、後ろ姿につながっている。 11月3日(祝・日)に「企画祭〜湯気ある時間〜」というお祭りを開催しました。あの時間のすべてを伝えることは難しいけれど、あの時間をすこしでも共有させてください。 あの日の6時間を、6分に。 撮影・編集は

企画でメシを食っていく「企画祭」にいってきた!

朝渋の友達に誘ってもらって 企画メシ の5周年イベント「企画祭」にいってきました。 ◆企画メシとは? 会場はずっとになっていたBUKATSUDO。 初めての企画メシとBUKATSUDOでどきどきしながら到着。 既にお祭り感があってかわいい! 綿あめor塩むすび、和歌山県産有田みかんのジュース or 秋田県にかほ市のいちじく甘露煮サワーの歓迎メシからはじまります😊 Welcome food&drinkが美味しいものって嬉しいですね^^ 続いては「ことばの木」(画像小

いつだってはじめられる、変われる。みんなが教えてくれたこと。

「でけへん・・・くない!できる!」 な?って言いながらにこっと笑ってこっちを向くしばぴの顔を見ながら、この人可愛いな、素直って最強だな。そうか人っていつだって変われるんだなって教えてもらった気がした。 企画祭に足を運んでくれた方、予定があって行けないけど面白そうだねって話を聞いてくれた人。仕事で大変なのにSNSでコメントRTしながら応援してくれたチームメイト。心配して最後の最後まで相談にのってくれた企画の同期。そして各チームのみんな。 まずは本当にありがとう!!! めち

座学から動学へ。2020年、「企画でメシを食っていく」は出港します。

スクリーンからこぶしがこっちに向かってきた。 ぶんなぐられたような気持ちになった。 映画「宮本から君へ」を観て、俳優の池松壮亮さんのことを思った。映画「君が君で君だ」のプロデュースをしていた僕は、2018年、池松さんと各地の映画館をまわっていた。 あの池松さんが1年後、このとんでもない映画の顔として、世界に挑んでいた。僕はじぶんの心の内を見つめていた。 僕も、僕は…僕はどうだ? 座ってちゃだめだ。 動け、動くんだ。 出港だ…! 最初は思いつきだったけど、そうだ

おもしろそうと思ったら、もうはじまっている。#企画祭 開催に寄せて

縁のない世界だと思ってた。 アイデアとか、企画とか、デザインとか、ね。もちろんそういう仕事があることも知っていたし、テレビで流れるドラマも、映画館で観る映画も、「だれか」がつくったものだけど、その「だれか」がだれかなんて考えたこともなかった。遠い遠い世界の話だと思っていた。のに。 自分の話になっちゃったのは、出会ってしまったからだ。 Twitterに書いたんだけど、もう12年の付き合いになる友人がいる。その彼と出会わなかったら、今、コピーを書いたり、作詞をしたり、言葉の

言葉のバトンを繋いで、私たちが見つけたこと。(言葉の企画2019 特別報告会レポート)

コピーライター阿部広太郎さん主宰「言葉の企画2019」。 10月5日(土)、秋の訪れとともに、卒業の日をむかえました。 しかし、私たちの「言葉」と「企画」の道は、この先も続く。短くて暑かった今年の夏を振り返りながら、また次への一歩を踏み出していきましょう。 8月31日(土)下北沢B&Bで行われた「言葉の企画2019」のトークイベント「『言葉を企画して何が変わった?』特別報告会」。 阿部広太郎さんと共に、「言葉の企画」の企画生、鈴木勇輔さん、ふくままさひろさん、立山紫野さ

「つくる」。これも「ことば」のひとつ。

この半年、いちばん時間を使ったのが「つくる」ことだったな、と企画祭の打ち合わせをzoomでみんなとしながら、ふと思ったりした。 「ことば」が何かを伝えるための手段なら、 つくることだって「ことば」のひとつじゃないかな、とわたしは思う。 この半年でわたしはテレビを見なくなった代わりに、ラジオとBluetoothのスピーカーをつけるのが習慣になった。カッターマットと友達になり、お気に入りのカッター(角度45度)を手に入れた。学生以来だな、カッターにこだわったの。建築科を卒

弱さを感じるのは、大きなものに向き合っている証拠だ。

僕が主宰をする連続講座『企画でメシを食っていく』。 開催される横浜みなとみらい。そこからの帰り道はいつも振り返ってばかり。 ああ、あそこではちがう言葉を選んだ方が良かったな、とか。受けこたえとしてあっちの方がより良かったかもしれない、とか。振り返って、充実感をかみしめながらも、流れていく電車の外の景色を見つめる。 人前に立つ。座る。そして話す。 そうするからには、過剰におどおどしている訳にはいかないし、不安はぐっとこらえて飲み込んで。そう、聞いてくれてるみなさんが心配

巻き込み、繋がり、助け合い。

少しでいい、少しだけでも素直になれたら こんなにあったかくて、大好きなものを受け取れるのかと思った。 「待って!」 って初めて走った。 「そっか、またね」って言ってから、いや、やだやっぱり引き止めたい。 わたしも動けるんだ、って。 動こうと思えるんだって、自分でびっくりした。 「言葉の企画」がラストだった。 まさか最後の日に、こんな気持ちになるなんて思ってもみなかった。 阿部さんがこの最後の講義の初めに言った「ラストとスタートは似ている」。 ほんとだな、って思いながら聞い