トレーディングにおいて要求される能力(前編)
雑談記事なのに長くなってしまうことが多いので、前後編に分割しましたw
さて、トレーディングは、基本的には「知的活動」です。
世界経済やチャート(価格形成)などの様々な情報を分析し、売買に関わる意思決定を繰り返すことで利益獲得を目指す活動です。
よって、ちょっと乱暴な言い方ではありますが、トレーディングで成果を上げるためには知的能力を高める必要があるといえます。
一方、「知的能力」といっても色々な種類がありますよね。
・記憶力
・ロジカルシンキング
・洞察力
・発想力
・思考スタミナ etc…
では、トレーディングという取り組みにおいて、特に重要な知的能力とはどういったものでしょうか?
これを理解した上で努力・訓練することで、トレーディング技術の向上を期待することができると思います。
こういうことを考える時には、まずトレーディングの特性について洗い出した結果を眺めながら考えるのが良いです。
以下、MBA流(w)洗い出し!
(プロフィールにも書いてますが、僕は国内MBA(経営学修士)持ってます。(バリバリ海外MBAではないので自慢にもならないですがw)今度ビジネススクールについてもいくつか記事書いてみましょうかね。)
また、コータローが経験則から大事なことだと考えている要素についても洗い出してみます。
(基本は、他のインフルエンサーが言っていることと大差ありません。)
なんか一見して、互いに矛盾しているような項目もありますがwww
でも、ある程度トレーディングが上達し、酸いも甘いも噛み締めた人にとっては、わかりみのある話ではないでしょうか。
これらを踏まえ、トレーディングで成果を出すために重要な能力を整理してみます。
人によって色々な整理の仕方があると思いますが、僕の意見は以下の通りです。
(最後のやつはフィジカルじゃね?と思われるかもしれませんが、後でちゃんと説明しますw)
以下、各項目について解説しますが、長くなってしまうので、前編では「規律性」のみ取り上げます。
■高い規律性
規律性は「セルフマネジメント能力」としてまとめることもできるのですが、トレーディングにおいては突出して重要度が高いので、独立して項目だてしてみました。
ルール通りに行動できなくて損失を出す/利益が小さくなる。
ある程度トレード回数をこなし、慣れてきた方、特に中級者以上の方は痛感することが多いのではないでしょうか。
僕も恥ずかしながら、いまだにやらかすことありますw
まず前提として、明確な戦略なく売買を行っても、絶対に勝てるようにはなりません。
株価の動きは、短期の時間軸では、パターン化できる動きよりも、ランダムな動きの方が多いです。
経験上、この傾向は時間軸が短くなるほど顕著になります。
トレーディングで利益を得るには、「上がる」「下がる」「横ばい」という方向性を的中させ、かつ動く値幅を見極めて利食いする必要があります。
ランダムウォーク的に動くことが多い取引対象の値動きの方向性を中てて、かつ利食いまで成功させるとなると、その勝率は30%以下になりそう、と考えるのが自然でしょう。
なので、勝率・損益比の面で”優位性がある戦略”が必要なのです。
ちなみに僕の場合、優位性の定義は「トレード手法の過去検証結果の破産確率が1%未満」としています。
以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
ランダムに動くことが多い値動きの中で、再現性の高いパターンを見極めて、中長期的に利益が出せるようなルールを作り上げることが、トレーディング収益化の第一歩なのです。
そして、優位性ある戦略を構築するのと同じくらい重要なのが、その戦略(ルール)を正しく実行する規律です。
プロのディーラーでも、安定して勝てるのは少数派の世界です。
知識も経験も劣後している素人が、戦略性や規律なくプロと同じ土俵に立っても、食い物にされて終わるだけですよ。
その他の事項については、後日アップする後編で解説します!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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