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新・伝統の技を世界で売る方法

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和傘の技術を生かしたデザイン照明で、海外進出を果たした経験をもとに、日本各地の伝統産業を支援中。DX化で商流が劇的に変わりつつある今、ものづくりの担い手に伝えたい思考を発信します。
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記事一覧

日本の伝統から生まれたマテリアルWAZAIで、富裕層マーケット開拓へ

前回の記事で、世界でも珍しいフォークアートのマーケットIFAMに出展した経験を振り返りました…

アメリカ人富裕層が集まる、サンタフェのフォークアートマーケット体験記

早いものでもう今年も2/3が終わろうとしていますが、気づけばnoteの更新が半年も止まってしま…

京の伝統工芸を現代の住空間に。地域商社「京都アンプリチュード」の挑戦。

昨年末の12月9日、弊社がパートナー企業として協業する地域商社「京都アンプリチュード」のシ…

予期せぬ出会いから始まった日仏コラボレーションの話

海外のデザイナーと組んだものづくりに興味はあるけれど、どうやってデザイナーと出会えばいい…

職人仲間も巻き込んで世界へ!日吉屋の越境EC元年【後篇】

前篇でお伝えしたとおり、日吉屋が2022年から越境ECに取り組み始めました(サイトはこちら)。…

職人仲間も巻き込んで世界へ!日吉屋の越境EC元年【前篇】

日吉屋では2022年から越境ECに取り組み始めました。(サイトはこちら)まだアップデートの必要…

伝統工芸のアップデートと、クラウドファンディングの親和性

D2C戦略強化のひとつとして挑んだクラウドファンディング 梅雨真っ只中ですが、みなさん雨の日を楽しむ「マイフェイバリット」はお持ちでしょうか。京和傘の老舗・日吉屋がおすすめしているのは、晴雨兼用の第三の傘、ryotenです。ryotenは、江戸時代に実際に使われてきた「両天傘(りょうてんがさ)」をその名の由来とし、環境にやさしい和傘の魅力を、現代生活に合うようアップデートしているのが特長です。 今回は、このryotenを巡って、日吉屋がチャレンジしたクラウドファンディング

2年ぶりの「メゾン・エ・オブジェ」出張で感じたこと

東京とパリのコラボで生まれた作品を引っさげ、パリへ 3月末にフランスの国際見本市「メゾン…

note連載再始動!日吉屋5代目が考える「続・伝統の技を世界で売る方法」

私が初の自著「伝統の技を世界で売る方法」を上梓したのが、2018年4月25日。今日からちょうど4…