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5日間北海道を離れてコーヒーフェスに出店した話(in 横浜/北九州)

2023.11月23日〜27日、僕は北海道を離れて本州のコーヒーフェスに出店してきました。

とても楽しかったし、たくさんの人と繋がれたので、お決まりのようにnoteを更新します。

「出張出店って、実際売り上げどうなの?」
「無店舗でどうやって出張出店するの?」
「コタローは何のために道外でコーヒー出店してるの?」

少ないかもしれないですが、こう思っている方の参考にもなるように記録しておきます。(前置きしておくのですが、出店費用がペイできて、かつ飛行機代、宿泊代と売上がトントンなら嬉しいよねというイメージです。今回の道外出張はギリ飛行機代だけマイナスでした。)

YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL2023への出店

昨年からずっと気になっていたひとつのコーヒーイベント「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL」。昨年は1杯のコーヒーを飲むのに3時間以上並んだんだとか。そして、主催は20代なんだとか。

僕は、大規模なイベントに出られる機会があるなら出てみたいと、今年に入ってからずっと思っていて、そのチャンスをもらうためにも今年の8月に東京の摩天楼珈琲でPOP-UPをしました。

今回のYOKOHAMA COFFEE FESTIVALは、摩天楼珈琲も運営する蜃気楼珈琲集団の一員として、出店。今年8月、僕が東京に行ってなかったらこのイベントにも出店できていないと考えると、自分の行動力に敬意を払いたい。

【豆売り完売御礼】3時間で50杯以上のサーブ

KOTARO COFFEE ROASTERが出店したのは、初日11月24日(金)の14:00〜18:00。

表題の通り、飲み比べもカップ売りも含めて3時間で50杯以上自分のコーヒーを提供し、持っていった豆20個すべて売り切るという結果に。(14:00〜18:00なら4時間じゃんって思うのですが、実際には次の珈琲屋さんとの入れ替えも含めて17:00頃には入れ替え作業に入りました)

「北海道から来た珈琲屋」というのが想像以上に効果的だったのと、幸にして「パッケージが犬で可愛い」というのが購入に繋がったのかと。

「彼はこの3時間のために北海道から来てくれたんです」と、ひたすら言い続けてくれた蜃気楼珈琲の凛太朗さんには感謝しかないです。これがなかったら、多分僕はまったく売れずに北海道に帰ったと思います。

自分をどう見せるのか、何も情報がないお客様に自分をどうアピールするかは、イベント出店でとても重要だと改めて理解した瞬間でした。

ROOKIE COFFEE FESTIVAL in 北九州

横浜での出店が終わった翌日、僕は北九州に向かいました。

北九州のこのイベントでは、オンラインストアで豆販売を始めた頃から購入してくれていたお客様が、僕の豆を使って出店してくれていたイベントでした。

せっかくなら自分が行って、出店したほうがそのお客様にも会えるし、いいんじゃないかと思うようになり、実は横浜よりも先に北九州のほうが早く決まっていたんです。

40杯以上のサーブ、10個以上の豆売り


当日の売り行きとしてはこんな感じです。12:00-19:00までの時間でしたが、ひたすらコーヒーを淹れて話していた印象がありました。北九州は北海道よりも浅煎りを求める方が多く、「めっちゃ苦いのが好きなんです」という深煎り好きな方に会わなかったのは印象的でした。

ルワンダのシンビ/wがバチバチだったので、すぐに豆はなくなり、僕も横浜からの余りで合計8種類あったので、数の暴力でコーヒーを提供。フルサイズカップ用の抽出なので、ミニカップでの提供だった北九州では2杯程度は余ります。ということで、何のコーヒーを飲もうか悩んでる方には、フリードリンクで1杯提供していました。

たくさんのお客様にKOTARO COFFEEを提供できて、とても嬉しかったです!!

「コタローは何のために道外出店してるの?」


白い恋人を持つコタロー

「今後、実店舗を考えているんですか?」
「何でここまで金かけて来てるんですか?」

という質問は5日間で結構聞かれたし、同じように思ってる人も多いんじゃないかなと思います。

もちろん最初は、「いずれ実店舗を持つため」とか「オンラインストアをさらに伸ばすため」だと思っていたんですが、どうやらそれは今年8月までの考え方。

僕は趣味でコーヒーを楽しむところから

「コーヒーを淹れて飲むのが楽しい」→「自分でコーヒーを焙煎するのが楽しい」→「自分でコーヒーを焙煎して提供するのが楽しい」

まで来て、このまま行けばあとは店舗を持つだけかなと思っていたのですが、今は「コーヒーを通して社会貢献、地域貢献したい」(この辺もうちょっと言い方違うのかもしれない)に変わっていたのが最近になって分かりました。(何でここに行き着いたのかはまた次回に。)

何が言いたいのかというと、北海道で店舗を持つその前に、「コーヒーでもっと面白いことできるんじゃないかという勉強のため」が道外出店の理由です。

北海道ではできていなくて、本州ではできていること、その逆も含めて「コーヒー」を通して何ができるんだろうと考えると、やってみたいことが結構ある。。。

もちろん自分が信じて焼いたコーヒーを提供するのはとても楽しいから、KOTARO COFFEEはずっと続けていくし、何なら何らかの形で店舗は持つ予定だし、もっというと絶賛物件探し中で今動いています。

本州の人たちは、自分のやりたいことを人の目気にせずガンガンやってて、本当に尊敬する。尊敬の念に年齢は全く関係ない。僕もほかの珈琲屋さんに負けないように行動力に全振りして頑張ります。


P.S 来年の3月、今度は東京で開催されるコーヒーイベントに出店予定だよ!!めっちゃ嬉しい!!今からとても楽しみ。

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