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右肩上がりに成長はしない

努力していく過程で後退を余儀なくされることがある。試行錯誤して行動したにも関わらず退化してしまう時は残念ながらある。この状況は、個人のモチベーションを大きく阻害し、継続力を低下させる。

けれど、この時期を乗り越えてこそ、個人の能力は飛躍する。努力しても成長を実感できない。そんな時に備えて持っておくと良い心構えは2つある。

まず1つは、そもそも右肩上がりの成長曲線にこだわらないこと。努力すれば、必ず成長できるという前提から、「努力すると成長できることもある」とニュアンスを変える。つまり、頑張っても上手くいかないことを認識しておく。これがあるだけで、退化したときのダメージがかなり軽減できる。

2つ目は、課題の言語化と因数分解。課題を言語化できたら半分は解決済みだと思っている。個人的に、一番ストレスなのは作業量が多いことじゃなく、何が問題なのか分からないこと。この状態になると、どれだけ時間があっても状況は好転しなくてモチベーションが下がる。だからこそ、現時点で自分の分からないことは何かを言語化する。ただ、言語化しただけではまだ足りない。具体的な行動に移すために課題を細かい要素に切り分け、具体的な行動計画に落としこむ。

この2つをやっても、上手くいかないならその分野が向いていない可能性が高い。人生は短いので、苦手なことに時間を割くのは勿体ない。新しいことに挑戦しよう。

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