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Slackでイケてると思わせるための10ケ条

こんにちは。インフラエンジニアをしている @kotaです。
私が所属するグループでは、隔週で勉強会を実施しています。エンジニアが多い部署なので、技術的な内容にしようと思ったのですが、第1回目はコミュニケーションツールのSlackについて書くことにしました。

早速ですがみなさん、Slack使ってますか?
弊社ではコミュニケーションのほどんどがSlackです。メールのやり取りは社外の人としかしません。Slackでしか見かけない人も多いため、
「Slackでの印象」=「その人の印象」になることもしばしばあります。

Slackでイケてないやりとりをしていると、会った事もないのに「この人は微妙」というレッテルを貼られかねません。逆にSlackでイケてるやりとりをすることで、「この人は仕事ができる!」と周囲に思わせることができます。

本記事では、心構えからTipsまで、私が独断と偏見でリストアップしたSlack上でイケてると思われるための方法をご紹介します。1つ1つは細かいことですが、細かいノイズを取り除くことで驚くほど円滑に物事が進むようになります。


登場人物のご紹介

「あなた」は「上司」と「部下」に挟まれて大忙しです。
無駄なやりとりをしてる時間はありません。Slackでイケてるやりとりをして効率的に業務を進めましょう。

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1. 送信前後に3回見直す

Slackでは送信後にも文章を修正できますが、送信前後に必ず文章を読み直す癖をつけましょう。誤字脱字などは小さいミスですが、1つミスがあると他のミスもあるのではと思われてしまいます。

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2. テキストの見やすさを工夫する

大量のテキストは見づらいため、メッセージの書式設定を使って見やすい文章にしましょう。

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3. URLのみを貼らない

URLのみを貼ってしまうと、受け取った相手は何故それが貼られたかを考え、自分に必要かどうかを判断しなければいけません。URLのみを貼らずに、最低限のコメントはつけるようにしましょう。

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4. @channel、@hereを使わない

@channelや@hereを使って通知すると、ほぼ全ての人が必ず見に行きます。見てもらいやすくなりますが、本来見る必要がない人の時間を奪ってしまうため、極力使うのを避けましょう。というかやめましょう。

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5. コンテキストを揃える

自分が持っているコンテキスト(文脈、背景)を、相手も持っているとは限りません。相手のコンテキストを意識し、それに合わせて情報を加えましょう。

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6. 要点を先に書く

伝えたいことの要点を最初に書くようにしましょう。要点が書いていないと文章を全て読まなければいけなくなり、無駄な時間を相手に割かせてしまいます。

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7. 場合分けをして返す

不明な点はすぐに質問することもできますが、忙しい人相手だとなかなか返事が返ってこない場合もあります。数択の場合はそれぞれに対して返してしまうのもひとつの手です。

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8. 相手の知りたいことを考える

相手の質問にそのまま返すだけでは、相手が本当に知りたいことを伝えられないことがあります。なぜ相手が質問をしてきたかを考える癖をつけましょう。(すぐにはできないですが癖をつけることで徐々にできるようになります)

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9. 読みやすい文章で書く

同じ意味を持つ文章でも、書き方一つで読みやすくも読みにくくもなります。書いた文章を読み直し、語順を入れ替える、句読点をうつなど、読みやすいような工夫をしましょう。

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10. Yes/Noで答えられる質問をする

情報が少ない状態で忙しい人に判断を迫っても、後回しにされてしまいます。情報を揃えて自分で判断し、その判断について許可を取るようにしましょう。

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さいごに

いかがでしたでしょうか。
ご紹介した内容は、1つ1つはとても細かいものですが、細かい行き違いが積み重なることでコミュニケーションを阻害する要因になってしまいます。

この内容を話した時に「相手の状況を考えたり、文章を推敲したりするよりも、聞いた方が早い」という意見をいただきました。確かにそのような場面もありますが、相手のレスポンスに期待するという状況は自分のタスクの進捗が読めなくなる危険もあります。

相手の意図を常に考える癖をつけ、相手のノイズになるような情報を取り除いて円滑なコミュニケーションをしましょう。

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