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2022を振り返って、2023を創造する

皆様、新年明けましておめでとうございます。
年末年始落ち着いた時間を過ごせましたでしょうか。

私は、家族と過ごすことが義務付けられているかのような家庭なのですが、今回の年末年始は仲間達との時間を楽しみました。

そろそろ恒例になってきた一年の振り返りと新年の抱負を語るnoteも、今回で四回目を迎えました。
いつも年末までに投稿したいという想いだけは持っているのですが、一度も年末までに書き切れたことがありません。

年末年始くらいゆっくりしようって自分のことをいつも甘やかしています。とにかく続けることが大事なのです。

大変プライベートな話をだらだらと書き連ねていくことになりますが、ご自身の振り返りと抱負を思い浮かべながら読んでくれたら嬉しいです。
(7500文字ほどになりました・・・笑)


多事多端な前半 → 変革準備の後半

2022年1月~6月はとにかく仕事をしていた。
元々3月末で離任するはずだったプロジェクトだったが、有難いことにクライアントから継続指名いただき、10月末の完遂まで従事することになった。

仕事の大変さには幾つか種類があると思うが、2022年は「量」を短期間で仕上げていく仕事が多かった。仕事として苦手ではないが、嫌いな(つまらないと思う)分野である。

チームを推進していく立場にいたため、責任感を感じながら仕事を全うすることができたが、けして自己成長に繋がった仕事だったとは言い難い。
それは、今の仕事で身に付けられるスキルは一定以上のレベルで会得した、とも言える。

そうなると、昨年の振り返りで記載した通り、もう今の会社に残り続ける理由はないなと感じた。

だから僕は仕事を辞めた。

とはならないのが僕で、2022年後半の7月以降はメンバー育成と引き継ぎを実施しつつ、新卒の頃思い描いていたキャリアとのギャップを特定し、再検討しながら、明確なイメージを描く必要があるなと感じていた。

プロジェクトを10月に完遂させ、11月はまるまる1ヶ月休暇をいただいた。
その間に、改めて自分自身と向き合いながら、様々な社会人に話を伺うことでキャリアを再設計していった。

12月は思うように行動に移せず、11月から12月を通して準備期間を持ち過ぎたことを少し後悔しているのだが、後悔しても仕方ない。とにかく自分を信じて、前に前に進んでいくしかない。

目指す方向に向かって突き進んでいくことになって、不安な気持ちもあるけど今は楽しみな気持ちの方が大きいかもしれない。

人生を変えるタイミングは今だ。
2023年は目指すキャリアに向かって変革を起こしていくことをここに宣言します。

※詳細は動きがあってからnoteに投稿します。


生活の一部となったエンタメ

2022年は一昨年に引き続き、ドラマ・映画・音楽に趣味の時間を費やした。

作品そのものに触れている時間は勿論楽しいのだが、その作品の素晴らしさを仲間達と語る機会も素晴らしい時間だ。

作品を享受する中で、人は自身の経験・価値観を想起させるので、作品を通して様々な感情を抱くことは、まるで自分の人生を振り返ることのようだ。

故に、作品の感想を語ることは自分を語るも同然であり、作品は自分達が思っているよりも人々の生活に深く入り込んでいる。

このままエンタメ作品が人々に与える影響について深掘っていきたいところだが今回はやめにして、兎にも角にも、エンタメが好きなことは変わらず、2023年以降も楽しく見続けていこうと思う。

音楽・映像系作品で2022年観たものの感想を少しだけ。

***

音楽は、総勢35アーティスト(以下羅列)を見ることができて、初めて聴く音楽にたくさん出会えて幸せでした。

BiSH(5) / あいみょん(3) / ハナレグミ(2) / Vaundy(2) / SEKAI NO OWARI / マキシマムザホルモン / スカート / HIMI / TENDRE / butaji / カネコアヤノ / yonawo / 折坂悠太(重奏) / 君島大空(独奏) / 岡村靖幸 / ORANGE RANGE / 羊文学 / 宮本浩次 / Mrs.GREEN APPLE / クリープハイプ / Reol / yama / YOASOBI / ズーカラデル / Hump Back / Awesome City Club / miwa / milet / 東京スカパラダイスオーケストラ / iri / フジファブリック / King Gnu / 樺澤まどか / NiziU / 石崎ひゅーい (順不同)

最も印象的だったのは "YOASOBI"。次点で、カネコアヤノ / Hump Back

YOASOBIについては、ずっと観たかった思いもあるし、演奏も素晴らしかったんだけども、何よりその知名度・影響力に驚愕した。
フェスで演奏した全ての曲を観客全員が知っていることって、本当にとんでもないことだと思う。

BiSH / あいみょんは相も変わらず推し続けている。
そして両アーティストの最前列をどちらも体験するという奇跡も起きた。

なんで毎回ライブを観るたびに「本当に生きているんだ」という感動を憶えるのだろう。ただただ消費されることが当たり前になった時代で、アーティスト自身/音楽が力強く生きていることを自分の身一つで感じ、自分自身も生きていく覚悟を問われているようで、明日に向けていつもより力強い一歩を踏み出す。

「生きているんだ」という感覚は、アーティストに向けられると同時に、自分自身にも向いているのかもしれない

2023年6月29日にBiSHが解散。私も全速力で駆け抜けようと思う。

***

ドラマ・映画はリストしようと思ったけど、この次点でまだ半分も書けていないことに気付いたので、作品単位で振り返るのはやめておきます。

今年のベストアクトは、永野芽郁吉沢亮で決まりでしょう。

永野芽郁さんはもう言わずもがなです。
映画•••「マイ・ブロークン・マリコ」「母性」
ドラマ•••「ユニコーンに乗って」

役に入り込む力と伝える力が抜群。役者と作品の力を同時に引き出すことができる圧倒的なバランス感が、日本若手俳優の中で頭一つ二つ抜けている。

2023年公開予定の「御手洗家、炎上する」でも超・豪華キャストの中、主演を務めます。楽しみです。

吉沢亮さんは2022年個人的に刺さった。何と言っても、
月9初出演・初主演「PICU 小児集中治療室」

元々舞台で磨き上げられた迫力のある演技が、NHK朝ドラ・大河ドラマを経て洗練され、繊細な表現力へ。

一人の男性が成長していく姿を、ドラマの中のセリフや場面だけでなく、身体の動きから僅かな表情の変化にまで気を配って演じるストイックさにあっぱれです。


幾らでも書けてしまう話題だからこの辺りで心を落ち着けて最後に。
2022年は過去作品を観ることも増えたんだけど、自分の中でのNo.1ドラマを改めて確信した。2005年放送「女王の教室」だ。

とにかく観て欲しい。昔観たドラマかもしれないけど、大学生・社会人を経験した今だからこそ観るべき作品

もしこれをきっかけに観てくれる人がいたら是非感想を語り合いましょう。


良くも悪くも平穏な日々、それもまた幸せだが維持はしたくない

さてさて、ここからはもう少しプライベートな話に移っていきます。
2022年は細かい目標を多く立てていて、達成率50%を目指していた。

結果15/37 達成率40.5%

残念ながら達成できず。惜しかった。
特に個人活動で未達成の項目が多かった。プライベートな目標に関して、数値はあくまでも目安で、中身が大事なんだけれども、タイトルにある通り、それなりに安定した日々をのらりくらりと過ごしてしまった印象。

一つの幸せな形ではあると思うが、元来刺激や変化を楽しむ人間だから続けようとは思っていない。

ただ、その中でも自分・環境が変化した部分もあって、キーとなる出来事にフォーカスして振り返っていこうと思う。

個人活動の放置プレイ、趣味と活動の交錯

冒頭でも触れたが、個人活動については、動きが大変芳しくなかった。

具体的には、note投稿と歌Instagramアカウントの投稿。
特に達成度が低かった2つは、月1投稿を目指していたけど2ヶ月で終わった。

なんで出来なかったかを考えた時に、「仕事を言い訳にしていた」が1番に思いついたが、趣味という自由なものに対して、出来なかった理由(言い訳)を付けることに違和感を感じた。

本来趣味とは自分が楽しむためのもので、外向きの発信だけを見て、趣味を活動としてタスク化していたことが根本原因だと思う。
事実、何の目標も立てず、自由に投稿していた2021年の方が、何倍もの本数で継続できていた。

内向きのモチベーション「遊び」としての趣味を発信する外向きのモチベーションを再認識することが必要だ。

・note投稿
内:今の考えを文字として残すことで将来振り返れるようにする
外:自らの言葉が誰かのモチベーションになる、もしくは議論を生む

・音楽投稿
内:好きな歌を楽しく歌う仲間と音楽を楽しむ
外:聴者の琴線に触れる、単なる承認欲求

2021年は活動を本格化させた年でもあったから、内向きなモチベーションが無意識に保てていたのだろう。

2023年は内外のモチベーションを意識しつつ、自由に楽しんで活動していけたらいいな。

旧友の暖かさ、新しい繋がりの深まり

友達関係について、2021年は新しい友達と大変多く出会えた年だったが、2022年は既存の友情関係をより深められた気がする。

意識的に行ってはいないが、年の暮れに振り返ってみると、
昔から定期的に会っているメンバーとしっかり1回以上会っていた上、比較的新しい繋がりの友達とは3ヶ月に1回ほどのペースで会えていた。

なんだかんだ色んな友達と会っていて、安心感というか、心が温まる気持ちになった。

学生時代からの友達も新しい友達も、僕の精神が比較的落ち着いていた2022年に、腰を据えて自分や未来について語り合えたことがとても嬉しい。

これからも色んな話をしながら楽しく一緒に年をとっていきたいです。

***

新たにできた繋がりという意味では二つあって、
一つは恋人、もう一つはサークルの後輩

約1年半に渡る恋愛活動休止期間を経て、2022年3月に現在の恋人とお付き合いを始めました。

自分だけのことではないので、こういった公の場では多くは語らないけど、いつももらってばかりだなと思っている。

人間として尊敬できる部分も心からの愛情もたくさんあって、確実に自分の人生はいい方向に向かっていると思う。2023年は一つずつ恩返ししていけたらいいな。


サークルの後輩について、大変有難いことに、学生時代に所属していたアカペラサークル「えどむらさき」の2022年夏ライブオーディションの審査員を務めさせていただきました。

アカペラ的才能を何も持っていなかった自分が、まさか自分のサークル後輩の審査員をできると思っていなかったから、嬉しかったし、好きなことを真剣に続けることで見える景色があることを改めて実感させてもらった。

その繋がりの中で、現役時代が被っていない後輩のバンクリにいかせてもらったり、楽譜を書いたりした。

未だにそんなことをやっているのか、と思う人もいるけど、
自分がお世話になって成長させてもらった団体に、今もこうして関われて、貢献できていることが嬉しいし、自分のモチベーションになっているなと思う。

自分が今までお世話になった組織への恩返しというのは、どんな場所であれ実施したいし、これからもたくさん恩返ししていきたい。

高円寺生活終了のお知らせ

2020年9月から住み始めた高円寺ですが、2年契約満了で2022年10月で実家へ戻ってきた。

初めての一人暮らしでどうなるか不安だったけど、自分の価値観が大きく変わるきっかけを作ってくれたし、新しい街との出会いもあってすごく充実した2年間だった。

人生でこれさえ見つけておけばいいと言われている(言われていない)、行きつけの古着屋・美容院・居酒屋と全て出会えた。
今後も長い付き合いにしたいなと強く思っている。

カルチャーが根付いている街に住みたい、という当時の思いを大事にして良かった。

今は実家で貯金をしながら、次の家を探し中。
次の新しい生活に向けてわくわくしつつ、堅実に家探しをしていきたい。


実家では、僕が一人暮らしの間「ぽむ」という犬を飼い始めた。

『何かを見つめるぽむと僕』

後から家にきた僕を敵と認識しているのか、吠えられるわ噛まれるわでなかなか懐かない。それでも大人しい時はまあ可愛いものです。

ぽむがいることで家族内のコミュニケーションが活性化していて、やはりペットの力は偉大だなと思った。ぽむありがとう。

一人暮らしの間は家族のことが心配だったけれど、ぽむに見守ってもらえてたら安心だな。しばらくしたらいなくなるけど、心配事が一つなくなって少しほっとしている。

コミュニケーションとの真剣なお付き合い

2022年自分の中で一番大きく変わったなと思うのは、人とのコミュニケーションの取り方。
「何を言うか」よりも「何を言わない」か、を意識するようになった。

何度もnoteに投稿しようとしたんだけど、全然うまくまとまらなくて、それくらい自分の中では難しい問題で、正しいかも分からないまま、悩みながら試行錯誤している。

これまでは「何でも言い合える関係」を理想としていたため、「言葉にすることが大事」だと思って、素直に自分の想いを伝えていた。

でも、それってその一面だけを切り取った時には、ただただデリカシーがない人だし、一方的なコミュニケーションの取り方だと思った。
ましてや、相手の言葉を無理に引き出そうとする行為は価値観の強要だし、これまで自分がそれをしていたと思うとぞっとする。

誰にでも言いたくないこと、言われたくないことはある。
関係性が深まるにつれて、初めて言えるようになることもある。
二人の間の距離感を図りながら、言えること、言えないことを選んで言葉にしていくことがお互いの関係を構築していくことなのかな。。

素直な想いを言葉にして伝えることは大事なことだと今でも思っている。
ただ一方で、コミュニケーションは双方向なものだから、それぞれにとって心地良い距離感で対話することも同時に大事なことだと思う。

誰に対してもある程度の距離感を取る、ということではない。
対話する人によって、コミュニケーションスタイルは変わるべきものだし、お互いの心地良い距離感を見つけて、二人のスタイルを構築できた後に初めて一歩踏み込んだり、あえて引いたりする意味が生まれてくる。

2022年は、そんなことを考えながら人と話していたから、おたに何も言ってくれなくなったな、と思った人ごめんなさい。
けして距離を置いたとかではなく、色々変えようと思って、四苦八苦していたから、うまく言葉にできなかった。

逆に、あ〜言ってしまったなと思うこともたくさんあった。

他人と生きていきたいなら、言葉はすごく大事にしなければならない。
言葉にした瞬間に自分の意志だと相手は受け取る。受け取られた感情も取り戻すことはできない。

要は、コミュニケーションの取り方は人それぞれで、言葉で対話することについて自分だけの価値観を押し付けるのは良くないし、自分のスタイルだけじゃなくて相手のスタイルもちゃんと見て話したいねということ。

まだまだ発展途上だけど、一人一人と真剣に楽しく対話できていけるように頑張りたいなと思っている。

※成功のためのキーファクター:お酒を飲みすぎた時は上記全て頭の中から無くなってしまうので一番気を付けるべきはお酒の飲み方

人生の1/4が過ぎた今想うこと

2023年2月で26歳を迎える年になりました。
人生100年時代と言われている現代において、約1/4の人生が過ぎたことになる。

率直な感想
「人生決まるの早くね??????」

仕事も結婚も、20歳後半から30歳前半が方向性を決めるタイミングっていうけど、まだあと75年もあるんだよ?って。

そう思うくらい将来のことをすごくよく考えるようになった。(昨年も同じようなことを言っていた気がする。)
友達と飲んでいてもすぐ将来の話をして、しっぽりしてしまう。

自分の中で大事に抱えて生きていきたいものをどのようなバランス・位置関係で過ごしていくのがいいのか。
逆に、思い切って捨てるべきものは何なのか。

何でこんなに早く考える必要があるのだろうと嫌になってしまうこともあるけれど、今自分はどうしたいのか、これからどうしていきたいのか、という想い/プランを自分自身で理解していることは大切なこと。何も考えないでやり過ごすだけだったら結局何も変わらないから。

そう言っておきながらなかなか行動に移すことができなかった2022年。
2023年は行動に移していきます。


仕事も生活も一変させる2023年

やっとここまできました。2023年どうしていこうか。
今年は細かい目標設定はせず、以下の行動指針を心に行動していきたい。


2023年行動指針

  • 思考と行動の共存

  • 何事も楽しむ

  • 自分と向き合う

  • 小さい嘘をつかない


一番は考え抜いて、行動すること。
2022年は考えることに疲れて、思考を放棄していた時間がすごく長かった。
自分の良いところは常に考えて、自分の意見を持っていること。ここを無くしてしまったら自分が無くなるのと一緒。

考える感覚を取り戻し、そして昨年何より重要性を実感した、行動していくことを着実に実施していきたい。

真ん中二つについては、大きく人生が変わっていく中でも、
全てのことを楽しんで、自分を見失わずに頑張っていこう!という心意気みたいなところです。

最後の小さい嘘をつかない、は昔からの自分の悪い癖でして、
見栄を張ってしまったり、意味もない嘘を何となく言ってしまったり、自分/周りでいつも後味が悪い感じになってしまう。

周りの信用を失うことに繋がるから、今年こそ直していく。
ごまかして守るほどの人生も送ってきていないし、変なプライドは捨てて生きていきます

2022年は大きな行動に向けた準備期間。
2023年は実際に行動に移して、分かりやすく変えていく。

自分も周りも疎かにせず、一歩ずつ前に進んでいきたい。

そして、
何かあったら話してください。酒を飲むだけでも良いです。ちょっとLINEするだけでも良いです。もちろん相手は僕じゃなくても良いです。たまにはわんわん泣いてもいいです。孤独で眠れない夜があっても良いです。
自分の心とみんなと手を取り合って、歩いていきたいですね。

今年もどうぞ皆様よろしくお願いします。

おたにこうた

サポート頂いたお気持ちは、思考や価値観などをさらに深めるための書籍購入などに当てたいと考えています!!