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8,570キロ離れた地にいた恩人

今日は、僕の決断を後押ししてくれたポーランドで暮らす日本人に会いに行った話。

僕がサッカー選手になる過程には、本当にたくさんの人の助けがありました。

そのなかで今日お会いした方は、僕の今年の海外渡航を後押ししてくださった方です。

ちょうど今から半年前の春頃。

僕はポーランドに渡航するかどうか悩みまくっていました。

皆さんは、今年の2月頃にロシアとウクライナの戦争が起き、メディアでは戦争の悲惨さを伝える情報で溢れかえっていたことを覚えているでしょうか。

そして僕が渡航するか悩んでいたポーランドは、そのウクライナの隣国。

必然的に、
「いまのタイミングでポーランドに行くことは危険」
というイメージが、当時の僕の頭にこびりついて離れませんでした。

もちろん僕自身だけでなく、家族や友人などの周りの人も一緒で、

「今は危ないよ。」
「もう少し様子を見てからのほうがいいよ。」

そう声をかけてくる人が跡を絶ちませんでした。

「戦争」という映像でしかみたことのない地獄が頭に浮かびながらも本当に行かない選択が正しいのかがわからず、決断できない日々が続きました。

そんなときに助けてくれたのが、今日お会いした方でした。

その方は僕の大学の遠い先輩にあたりますが、はじめはメールアドレスを知っているだけで、直接会ったこともなければ顔も知りませんでした。

そんななかで僕は当時のポーランドの様子を聞くためにメールを送ると、その方は何にも知らない僕のために、当時のポーランドの状況や現地からみた戦争の様子、これからどうなりそうかなど、非常に細かく丁寧な返信をくださいました。

当時の僕にとってその情報は進路を決める決定打になり、その情報をもとにポーランドに行く決断をして、こうして夢を叶えることができました。

今日はその方に直接会って感謝を伝えることができて、改めて助けてくれた方々への感謝を実感できた日でした。

終わり




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