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オンライン化するなら認識しておきたい、メチャ大事なこと

僕自身は今のところ試験的に2人の生徒さんにしかやっていないオンラインレッスン。
今は、その2人の生徒さんに、とことん付き合って貰い、僕や生徒さん側で思いつくことはどんどん試していきながら、この形態のレッスンの可能性を掘っていこーー!
という、トライアル期間。

今週から徐々にもう少しオープンなものにし、来月から実用的なものとして公開していこうと思ってます。

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さて、どういうわけか、現時点で、僕よりも多くのオンラインレッスンをこなしているはずの同業の方々から、色々と相談のご連絡をいただくので、ここでまとめてシェアしてみようかと思います。

一番相談が多いのは「どのアプリを使えばいいか?」というものです。
・・・・次いで「レッスン料金をどう設定すればいい?」という質問があるのですが、これはこれで書くと長くなるので、とりあえず今回は前者に絞って書きます。


オンラインレッスンで使うべきアプリ!?

究極的には、僕の答えは「アプリは、なんでもいい!」です。

ただし、現時点で僕が使っているアプリはzoom一択です。
ひとつに絞ってしまうことのリスクを承知の上で、今の状況ではやっぱりzoomが僕と僕の生徒さんの間での最適解です。

※その理由については、以下の動画を紹介しておきます。
10日前にInstagramに公開したものなので、あの時よりはもうちょっと発展した考えをもっていますがベースは一緒です。

→その上で・・・・「どのアプリを使うか自体がそれほど問題ではない」・・・とまでは言い切れないけれど、僕たちはもっと直視して、今のうちに受け入れておかなくてはならない大事な事実があります。

▶︎4月16日、Facebookのマーク・ザッカーバーグが、「2021年6月までの50人以上のイベントを全て中止し、一部をバーチャルな形で開催する。」
と発表したことが、日本でもニュースになりました。

世界的に影響力のあるこの発表が何を意味をするかといえば、向こうしばらくの間は、リアルに人が集まるイベントやセミナーの類は避けられることが世界の標準になる。と、いよいよ本格的に確定したってこと。

更に、リアルの代わりにバーチャルな形・・・つまりオンラインで様々な交流が行われることが普通になっていく傾向が強まる。

ではこのことが、僕たち個人運営の音楽教師にとって何を意味するかと言えば、

【既に名教師!として君臨しているレベルの、スター教師陣と同じ店に商品を卸すことになる。】ということです。

「同じ店」とはつまり「オンライン上」ということです。

今までは「地の理」を活かした生徒集めができていたことが、オンラインが主流になった瞬間、それがほぼ通用しなくなるわけです。

地域No. 1だった人が、日本で500〜600番!みたいなことになるってことです。わざわざ500番目の人を検索する人がいると思いますか?

実は、このことは、今になって初めて起こったことではなく、前々から予測が立てられていたものでした。
ただしそれは、「10〜20年後にはそうなるはず。」という長いスパンでの予測だったんだけど。

このショックを期に、10年スパンで進めていこうとされていたことが、1〜2年の間でやってしまおう。と、物凄い勢いで時代が加速し始めている。(冗談で言うのではなく、この勢いは津波レベルだと捉えておいた方がいい。)

※逆から言えば、10年後を想定して書かれた本を読めば、来年・再来年あたりどんな世界になっているかのイメージが掴み易いのではないかと思います。
とりあえず「10年後の仕事図鑑」堀江貴文/落合陽一 をオススメします。

・・・って、油断したらこの時点で長文になってるから、詳しく書くことは控えるけれど、世の中の価値観がより分散・分割されてきます。

さっき「スター教師」なんて例を出したけど、果たして、ピアノを習う価値ってそれだけ?とみんなが思うようになる。

いや、今までだってそう言う人はいたよ、でも、その価値観の分割、コミュニティ化の流れがもっとすごい勢いで広がっていくってこと。

自分の商品をどの棚に卸すのか!

僕は「ピアノを弾かなくてもいいピアノ教育(=弾いてもいい)」を、なんとか構築したくて試行錯誤してきた9年間だったけど、これがもっと堂々と展開させていける波がきた。
ある面では、そうポジティブに捉えることもできす。

だから、「オンラインレッスン」という同じショッピングモールに出店することになったとしても、“スター教師陣”とは販売フロアや棚が違うの。

今、僕の目下の課題は、うちはうちの販売フロアがあるんです!
ということを、どうインフォメーションするか。
ってことなんだけど、これは引き続き頑張っていこうと思います。

結局は、「やる」に尽きる

で、アプリの話に戻るけど、オンラインのコミュニケーションアプリは、これからどんどん開発されていくだろうし、音楽業界においては、今YAMAHAが超〜おもしろそうなことやろうとしてくれてる。

それにそもそも5Gなんてものが本当に始まるんだったら、今の通信環境(4G)の枠の中でもがいていることがほとんど無駄になっちゃう可能性も高い。

つまり、どんどん変わってしまうんですよ。
LINEにしてもFBのメッセンジャーやzoomにしても、どうせアプリの質はどんどん どんどん向上していって、アップデートされるたびに操作方法も変わっていってしまう。

だから今の時点で、とりあえず自分が使えるアプリがあるなら、LINEでもFBのメッセンジャーでもなんでもいいから、それでやってみて、利点・欠点を自分で体感し、経験貯金をしておくことがオススメと思います。


そうしておくことで、これから本格的に立ち上がってくる【オンラインショッピングモール】のどのフロアに出店し、どの棚に商品を卸せばいいかが、体感的にわかってくる。

これを理解するにはある程度の期間を要するし、これまでの自分のプロフェッショナルとしての蓄積が問われる大きなテーマ。
一朝一夕ではいかない。

一方で「アプリをどれにすればいいか。」というテクニカルなことは、実は瞬間で腹決めて踏ん張れば、なんとかなっちゃったりする。

そうなってくると、今いちばんに気合いを入れて向き合わなくちゃいけないことって何なのか・・・見えてくると思うんです。


最後に付け加えると、人の失敗例や成功例を端から観察して「旨味」を確認出来てからしか動き出さない人は、どうしても遅れをとっちゃうから、結局うまくいかないかも。
今は、それぐらいのスピード感で、ものごとが動いているってこと。

それにそもそも、そういう人は信頼されないから情報も入り辛いだろうしね。

僕は僕と関わってくれる人たちと、明るい未来を創っていきたいから、この場にも書くことにしました。

みんなと素敵な未来を♪
そして音楽で笑顔を。

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